弘前市仲町伝統的建造物群保存地区
弘前公園の北、仲町は藩政時代には御家中屋敷と呼ばれたところ。点在していた武家屋敷などを移築・復元し伝統的建造物群保存地区としている。現在、旧伊東家・旧岩田家・旧梅田家・旧笹森家の4棟の武家住宅を公開。
- 「中央弘前駅」から徒歩25分
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弘前公園の北、仲町は藩政時代には御家中屋敷と呼ばれたところ。点在していた武家屋敷などを移築・復元し伝統的建造物群保存地区としている。現在、旧伊東家・旧岩田家・旧梅田家・旧笹森家の4棟の武家住宅を公開。
弘前出身で日本商工会議所初代会頭を務めた藤田謙一が大正8年(1919)に建てた別邸。東京から庭師を招いて造らせたという庭園で、総面積は約2万1800平方m。園内は高さ13mの崖地を挟み、高台と低地の2つのエリアに分かれており、国登録有形文化財の洋館・和館・考古館が立つ高台の庭園は岩木山を眺望する借景式庭園。ハナショウブやツツジの群落、滝などが配された低地の庭園は池泉廻遊式庭園。各建物内は見学ができ、特に壁の彫刻、ステンドグラスなどに大正時代の趣が残る洋館内には、藤田謙一資料室や大正浪慢喫茶室がある。所要45分。
ときには三味線のりんご節に合わせて、客も一緒に手踊りをして盛り上がる賑やかな店。注文に迷ったら、代表的な津軽料理を楽しめる「じょんがらセット」3850円や地酒飲み比べ3点セット1100円などがお得度高し。
弘前公園にある三層三階の弘前城天守には、平成27年(2015)に行われた曳屋[ひきや]に関する資料などを展示している。弘前城は慶長16年(1611)に2代藩主津軽信枚[つがるのぶひら]によって築城された。天守は文化7年(1810)に再建されたもの。所要15分。
「県重宝」に指定される追手門広場内にある洋館。明治39年(1906)、名工・堀江佐吉によって建てられ、昭和6年(1931)までは市立図書館として使用されていた。八角形の双塔を左右に配した木造3階建てルネサンス様式を基調とした美しい建物で、内部を公開している。
外壁はイギリス式に組み上げたレンガ造り、内部は青森ヒバがふんだんに使われた教会。三位一体をあらわすクローバー型の装飾が美しく、ミサでは約120年前に作られたリードオルガンの調べが響く。
明治37年(1904)に名工・堀江佐吉によって建てられた、旧第五十九銀行本店本館の建物。重要文化財に指定されており、ルネサンス風の外観や当時のロビーや会議室が残った内観を見学できる。所要20分。
盛雲院では、禅林街で唯一座禅専用の坐禅堂を持ち、予約制で坐禅体験を行っている。凛と静まりかえった堂で、心を清められる。
仲町伝統的建造物群保存地区にある武家住宅。江戸後期の建築物と推定される。
明治、大正期に建設された酒造工場を改修した建物が特徴的な現代美術館。「記憶の継承」と「風景の再生」をコンセプトに、築100年を超える煉瓦造の建物本来の姿を生かしつつ、現代アートの展示空間へと生まれ変わった。弘前をはじめとする東北地域の歴史や文化を継承しつつ、この土地や建物に呼応するような、国内外の先進的なアーティストたちによる作品を紹介する。隣接するカフェ・ショップ棟には、シードル工房を眺めながら食事が楽しめるカフェと、美術館オリジナルグッズや地元弘前ならではの商品を販売するショップがある。
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