
温泉津の町並み(温泉津地区重要伝統的建造物群保存地区)
名湯温泉津温泉としても知られる温泉津は、中世には石見銀山の積み出し港として賑わった港町。港から山側に伸びる温泉街は、狭い谷筋に近世の町割りをよく残しており、どこか懐かしい雰囲気だ。温泉街の中央部には元湯泉薬湯と薬師湯の2つの共同浴場があり、江戸末期から昭和初期にかけて建てられた町屋や温泉旅館が軒を連ねる。周辺には銀山ゆかりの社寺などが点在し散策にも格好。平成16年(2004)に国の重要伝統的建造物群保存地区に選定、平成19年(2007)には世界文化遺産「石見銀山遺跡とその文化的景観」の一部として登録されている。
- 「温泉津駅」から徒歩12分