
峠集落
馬籠宿から馬籠峠へ向かう山あいにある小さな集落。宿場として栄えていた江戸時代には、牛を使って物資を運ぶ仕事をしている牛方[うしかた]が多く住んでいた。島崎藤村の小説『夜明け前』でもこの集落の牛方が登場する。古い家々が続く風景は、当時に舞い戻ったような錯覚を起こさせる。
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馬籠宿から馬籠峠へ向かう山あいにある小さな集落。宿場として栄えていた江戸時代には、牛を使って物資を運ぶ仕事をしている牛方[うしかた]が多く住んでいた。島崎藤村の小説『夜明け前』でもこの集落の牛方が登場する。古い家々が続く風景は、当時に舞い戻ったような錯覚を起こさせる。
落合宿と馬籠宿を結ぶ中山道の峠が十曲峠。つづら折りの坂の先に、全長840mの落合の石畳がある。さらにその先には一里塚や休憩所も設けられており、多くの旅人で賑わった中山道の面影が復元されている。また、一里塚の向かいには、島崎藤村の筆跡で刻まれた是より北木曽路の碑も立っている。
自然豊かな景勝地・恵那峡を見渡せる大観覧車や池の上をレールで走る「サイクルコースター」などの乗り物や、予約するとバーベキューやカレーライスもできるディキャンプ場など、施設が充実。夏にはプールも開設する。
戦国時代から明治時代にかけて、この地方を12代に渡って治めた苗木遠山家の居城が苗木城。その城跡が残る丘の麓にあるのが、この史料館だ。苗木遠山氏は織田氏や武田氏と縁戚関係を結び、その後、徳川氏とも安定した関係を築いて、国替えもなくこの地方を治めた。城跡は、南に流れる木曽川を天然の堀とした小高い丘の上にあり、国の史跡に指定されている。館内では苗木領内における人々の生活ぶりなどがわかりやすく展示されている。所要60分。
代々、馬籠の宿役人を務めた清水屋(原[はら]家)は、本陣島崎家と親交があり、藤村の小説執筆にあたっての覚書[おぼえがき]や、書簡、「是より北木曽路」の掛軸などを展示している。このほか、陶器や鏡、ランプなどの生活道具、陣羽織りなどの衣類と共に、清水屋に伝わる古文書、尾形光琳[おがたこうりん]や富岡鉄斎[とみおかてっさい]作の掛け軸、絵画などもある。特に藤村と親しくしていた原家8代目当主の原一平氏は、藤村の晩年の小説『嵐』に登場する「森さん」のモデルになっている人物だ。所要10分。
中津川宿の旧家から発見された古文書には、和宮降嫁の行列や天狗党の通行の様子を示す古文書、幕末の混乱期の重要な出来事の一つである「薩長同盟」の密談を伝える文書など、幕末を駆け抜けた人々に関する貴重な資料を収蔵し、広く公開している。
川上川沿いに立ち、館内の柱にヒノキやヒバ、サワラなど、30cm角の木曽五木が使われて圧巻。地元女性の指導が受けられる手機織り体験は2000円、要予約。手作りの工芸品や、野菜の地元苗などの販売も。
パーキングエリアからほど近い場所にある、江戸の五街道の一つ、中山道の馬籠宿を模した落ち着いた雰囲気の外観が目を引く。フードコートの「馬籠と湯舟の里」では、開田高原で栽培される「霧しなそば」を使用した「湯舟のめんぱ飯」や「馬籠の本陣そば」がおすすめ。地元養漁場で大切に育てられたイワナ・アマゴを使い、骨まで柔らかく炊き上げて、頭から尻尾まで丸ごと食べれる「いわな・あまごの甘露煮」は、高速道路でここだけの販売。
世界各地から集めた、貴重な鉱物や石を展示。敷地内には、エジプトにあるクフ王のピラミッドが蛭川産の御影石を使って再現されている。実物の10分の1の大きさだが、それでも1辺23m、高さ14.6m、総重量5500トンというスケールだ。宝石探し体験が人気。
馬籠宿から北に1.5km、海抜600mの丘陵地帯にある植物園。約2万平方mの敷地内にサギソウ・カキラン・サワギキョウ・コバノトンボソウなどの湿原植物、レッドリストに載るハナノキやヒトツバタゴなどの稀少植物、カタクリ・ミツバツツジ・ギボウシなど300種余りが自生している。植物が自然のままに息づく園内には遊歩道が設けられ、四季折々の美しさが満喫できる。
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