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健命寺は曹洞宗の古刹だが、野沢菜発祥の寺として有名。江戸時代に8代住職の晃天園瑞[こうてんえんずい]が京都遊学の際にカブの種を持ち帰り、それをまいたところ、標高地600mの高冷地であるがゆえに茎と葉がよく伸びて、独特の蕪菜[かぶな]に成長した。これが野沢菜の始まりといわれている。境内の一角には野沢菜発祥の地の記念碑が立っている。また、境内隣りの畑では、野沢菜が栽培されており、4月下旬~5月上旬には、黄色い菜の花が一面に花を咲かせる。
昔は渓流に沿ったくぼ地の河原にあったところからこの名がつけられた野沢温泉の共同浴場河原湯。泉質は単純硫黄泉。源泉の泉温60.1℃。
日影ゲレンデに隣接するスキー専門博物館。明治44年(1911)、オーストリアの軍人レルヒが新潟県高田で兵士に本格的スキー術を教えてから現在に至るまでの歴史的な流れを、当時のスキー用具やさまざまな資料によって紹介している。またオリンピックのメダル、スキー関連のコレクション、スキー図書館など、興味深い展示も豊富だ。
幕末に開拓されたところで、西ノ宮神社の手前にあり、比較的新しい湯とされている。泉質は、含硫黄-ナトリウム・カルシウム-硫酸塩泉。
麻釜通り沿いにある野沢温泉の共同浴場。泉温86.9℃の麻釜[おがま]から源泉を引いている。泉質は含硫黄-ナトリウム・カルシウム-硫酸塩泉。
野沢温泉の横落信号機下手の地下にある共同浴場。泉質は含硫黄-ナトリウム・カルシウム-硫酸塩泉。麻釜から引き湯している。
野沢温泉のシンボルで「野沢温泉の台所」ともよばれる。90度近い源泉が湧き、地元の人たちが玉子や野菜をゆでたりする姿が見られる。
麻釜のすぐ近くにある憩いの広場。気軽に利用できる足湯が設けられており、湯に浸かりながら、温泉街や妙高山の眺望を満喫できる。ミニ麻釜もあり、近くの店で玉子を買えば温泉玉子作りなども楽しめる。
5~10月の日曜などに開催される人気の朝市で、40年以上毎年開催されている。野沢温泉大湯通りに野沢菜やおやきなどの地元特産品、とれたての野菜や山菜などを販売する店が軒を連ねる。みやげ選びはもちろん、地元の人たちとのふれあいも楽しめる。
信州はもとより、日本を代表する老舗温泉スキー場。アフタースキーにはのんびり温泉というゆったり派に人気が高い。歴史だけでなく、ゲレンデの規模や雪質のよさ、滑走期間などどれをとっても申し分ない。ロング滑走が楽しめ、毛無山山頂からの最長滑走距離は10kmにも及び、初級者や中級者でも長い距離を滑ることができる。
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