豊野のりんご畑に囲まれた、源泉掛け流しの温泉を引く日帰り入浴施設。露天風呂からは北信濃の大パノラマや、満天の星空が一望できる。内湯もあり、肌がしっとりすべすべする塩化物泉(弱アルカリ性)は、美人の湯といわれる。毎月5日・15日・25日はりんごが浮かぶ「りんご風呂」を楽しめる。多目的ホール、レストラン、芝生公園、乳幼児用遊びのスペース、農産物直売所など憩いのスペースも充実している。
りんごの販売を通じて、人と人とのつながりを大切にしたいと考えるアットホームな雰囲気の農園。試食用りんごを食べながらりんごに関する話も聞ける。
庶民的な俳句2万句を残した小林一茶(本名弥太郎)は宝暦13年(1763)信濃国柏原村の生まれ。宗匠として北信濃各地の門人をめぐって俳諧指導にあたり、湯田中温泉などに足跡を刻む。しかし私生活は不遇で、文政10年(1827)の柏原大火で家を失い、焼け残った土蔵の中で艱難辛苦の生涯を終えた。その生涯と文学、一茶顕彰活動を紹介。『七番日記』『おらが春』や、愛用のすずり・携帯地図など貴重資料は必見。また、館内の研修室は俳句会等に利用できる。民俗資料棟は昔使われた街道の乗り物、民具を展示した江戸時代の民家で、一茶のふるさとを体感できる。