鶴ヶ城公園の一角に立つ県指定重要文化財の茅葺き屋根の茶室。千利休[せんのりきゅう]が豊臣秀吉から死を命じられた際、当時の鶴ヶ城城主・蒲生氏郷[がもううじさと]はその子、少庵[しょうあん]を会津にかくまい、千家復興を働きかけたという。少庵が造ったのが、鶴ヶ城本丸内に造られたこの茶室だ。戊辰戦争後に、茶人・森川善兵衛宅に移築・保存されていたが、平成2年(1990)に元の場所に復元された。会津の銘菓が付いた抹茶が楽しめるのでぜひ。
会津木綿を基調としたシックなデザインが人気の観光列車。鉄橋の上で景色のいいビュースポット(3ケ所)で停車。車内には郵便ポストを設置し、旅の思い出を発信することができ、また、トンネルに入るとトンネルシアターが上映されトンネルが映画館に早変わりする。
芦ノ牧温泉から車で5分、湯野上温泉から車で10分、この2つの温泉郷の間にある大川ダムの貯水池は若郷湖と呼ばれ、その両岸が若郷湖東公園と西公園となっている。東公園内の大川ダム資料館(料金:無料)では、ダムの役割や周辺の動植物に関する展示が見られる。また、西公園のすぐ脇には下郷展示館(料金:無料)があり、下郷発電所の建設の過程を写真や模型で紹介している。所要各1時間。