
令和7年度ダテハク企画展1 「幕末ラプソディー宇和島×米・蘭・英-」
情報や人々が交錯する幕末の宇和島へ!
期間2025年5月31日(土)~10月6日(月)
会場宇和島市立伊達博物館
- 愛媛県 宇和島市
- 宇和島駅
宇和島藩7代藩主伊達宗紀[だてむねただ]が隠居所として慶応2年(1866)に整備した風雅な大名庭園。池泉回遊式庭園には珍しい庭石が配され、竹に雀の伊達家の家紋にちなんだ18種の竹、伊達家遠祖の藤原家ゆかりのフジなど、四季折々の美しさが堪能できる。池庭は国指定名勝。
この山は、大師四国の各地で御修行の砌、この地に立ち寄られ僻地故に都の文化の恩恵の影薄を憂い給い、四国八十八カ所霊場の開創を発願され、大同年間にその御願成就されたのを記念し、ここに堂宇を建立されたお寺と伝わる。京都大覚寺二品親王四国幸の砌、この山に御駐興遊ばれ、風光明媚と賞せられ臨開山福壽寺の号を賜る。元和元年(1615)初代藩主伊達秀宗公御入部の砌、この山を宇和島城(十万石)の鬼門の鎮として、藩と領民の安泰と繁栄を守護する伊達家祈願寺と定められる。これを享けて平成2年(1990)、山頂に白亜の除災招福大観音像中国より歓請し、万民の平和と利福を期し建立されている。一石彫りとしては西日本随一の大きさである。
リアス海岸の続く海に面し、四国百名山に数えられる1000m級の山々を背に、海抜80mの緑深い城山に白亜の天守がそびえる姿から鶴島城の別称を持つ優美な城。慶長6年(1601)に藤堂高虎が築城し、慶長20年(1615)以降伊達家9代の居城となった。10haの城山は国史跡、伊達家2代藩主宗利が建てた天守は現存12天守のひとつで国重要文化財に指定されている。450種の草木が繁茂する豊かな照葉の森も一見の価値あり。