城下町時代の面影を残す大多喜町久保地区にある代表的な住宅(重要文化財)。大多喜藩の御用金御用達をまかされていた豪商・渡辺家の住居で、建物は嘉永2年(1849)築の2階建て寄棟造。帳場、机などがそのまま残されており、江戸末期の商家の旧態を伝えている。内部は非公開。
社殿は権現造り。毎月5と10が付く日に開催される朝市では、大多喜町近郊でとれた新鮮な山の幸・海の幸を割安で手に入れることができる。
昭和初期から運行した国鉄木原線や外房線の駅名プレートなどの資料をはじめ、動く鉄道模型など約1000点を常設展示。田舎の風景から都会の風景まで表現したNゲージとHOゲージの2種類の巨大なジオラマも。最大で11本の列車が走る県内最大のジオラマを、手が届くほどの距離で見ることができる。