明治11年(1878)に建てられた擬洋風建築で、和風の小屋組と洋風の外観装飾が特徴的。明治時代には群馬県衛生所・医学校として使用され、昭和51年(1976)国の重要文化財に指定。1階の展示室には、大正時代のピアノや黒漆塗りの家具などアンティークな品々が展示されている。2階中央は貴賓室となっており、黒漆塗りに金蒔絵を施した豪華な家具を見ることができる。1階には喫茶室もある。所要20分。
わたらせ渓谷鐵道の売りはなんと言っても「豊かな自然」。わたらせ渓谷鐵道は群馬県の桐生駅~栃木県の間藤駅を結ぶ44.1kmの鉄道で渡良瀬川沿いを蛇行しながら走っている。乗車時間は片道約1時間20分。新緑や紅葉、四季折々の草花、雄大な渓谷など大自然を満喫できる。
桐生駅から間藤駅まで、渡良瀬川沿いの約44.1kmを走るローカル鉄道。大間々から足尾まで約35kmはゆるやかなスピードで走る銅[あかがね]色の渋いトロッコ列車も運転。車窓からの絶景を撮ったり、お弁当を食べたり、約1時間33分の列車の旅をのんびりと楽しもう。