第26回彩初窯市
暮らしを彩る笠間焼で新しい年始まる
期間2025年1月2日(木)~1月5日(日)
会場笠間工芸の丘 特設会場
- 茨城県 笠間市
- 笠間駅
地元出身の陶芸家の板谷波山や洋画家の森田茂の作品を中心に、郷土にゆかりのある作家を収集展示する地域密着型の美術館。波山作の『彩磁菊花図額皿』や森田茂の油彩画『黒川能』、人間国宝の漆芸家・大西勲の作品などが鑑賞できる。また、年に数回、優れた美術作品を紹介する企画展を開催している。
陶芸家で初めて文化勲章を受章した、筑西市出身の板谷波山の記念館。自ら築造した三方焚口倒焔式丸窯[さんぽうたきぐちとうえんしきまるがま]や作品、資料を見学できる。波山の作品は、静ひつにして高貴な作風が特徴。所要30分。
陶芸のみならず料理や書、絵画、篆刻[てんこく]などでもすばらしい業績を残した希有の芸術家・北大路魯山人[きたおおじろさんじん]の鎌倉の旧宅を移築。風情あふれる庭園の中に江戸時代初期の茅葺き屋根の古民家が立つ。邸内には自作の陶板を張った風呂場など、趣向を凝らした造作に魯山人の才を見てとれる。