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河口湖畔に立つ「里宮」社殿
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国重要文化財「本宮」本殿
文武帝3年(699)に富士山2合目に創建された富士山中最古の神社。創建時から皇室や東征の武将、武田3代、徳川家などから庇護をうけ崇敬されてきた。北条へ嫁した息女黄梅院を心配した信玄公の「安産祈願文」は有名。国指定重要文化財の本殿は、慶長17年(1612)、徳川家の臣で当地の領主・鳥居成次が造営。桃山様式の華麗な造りだ。昭和49年(1974)、富士山から里宮のある現在地へ遷祀された。毎年4月29日の古式ゆかしい流鏑馬[やぶさめ]は圧巻。