市の南西部、兎越山[おさごえやま]の麓にある緑に囲まれた古民家園。3700平方mの敷地には、江戸時代に建てられた古民家等6棟のほか、土蔵・灰小屋・外便所などを移築・復原。市指定文化財となっている。3棟の民家は越前中部や大野盆地に広く分布していた妻入りで、土間と台所(居間)を十文字の太い梁で一つの空間とする越前地方特有の型だ。家の中には家具や生活用品が置かれ、当時の人々の暮らしぶりが見てとれる。
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