-
山中温泉の総湯菊の湯(男湯)内部 -
落ち着いたたたずまいの菊の湯(男湯)の外観
開湯1300年の歴史を誇る山中温泉のシンボル的存在の共同浴場。山中温泉街の中心にあり、浴場名は、『奥の細道』途上の松尾芭蕉が山中を訪れた際に詠んだ「山中や 菊はたおらじ 湯の匂ひ」に因む。浴舎は男湯と女湯が隣接して別棟で立っており、女湯は「山中節」の唄と舞いを楽しめる山中座に併設。単純温泉の温泉が楽しめる浴場の湯船は、いずれも1つで、深さが1mと深く、女湯は湯船の中で段差がつけられている。人気は、男湯の玄関前の湯壺で作る温泉玉子。男湯受付けで卵を購入し、40分ほどで茹で上がったらその場で食べるのがおすすめ。