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赤鉄橋で親しまれる四万十川橋
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清流四万十川に架かる四万十川橋
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四季折々の景観が楽しめる赤鉄橋
四万十川に架かる橋の一つ。上流に架かる沈下橋とは違い、四万十市街の県道346号上に造られたがっしりとした8連のトラスが連なる鉄橋。橋長437.6m、幅5.5mの曲弦結構様式と呼ばれるトラス橋で、大正15年(1926)の完成。昭和初期の南海大地震で一部が落下して復旧工事がなされ、昭和後期に歩道橋を架設して、従来の橋は自動車専用道になった。赤色に塗装されているため、通称「赤鉄橋」の愛称で親しまれ、街のシンボル的存在となっている。橋の袂には、完成を記念して建てられた「奪天工の石碑」も立つ。