履中天皇陵古墳(上石津ミサンザイ古墳)
百舌鳥古墳群南部、仁徳天皇陵古墳の南にある前方後円墳。墳丘長365m、後円部の径205 m、高さ約27.6m、前方部の幅約235m、高さ約25.3mの日本で3番目に大きい古墳で、「石津ヶ丘古墳」、「百舌鳥陵山古墳」とも呼ばれる。仁徳天皇の第一皇子・履中天皇の陵墓「百舌鳥耳原南陵」として宮内庁が管理しており、世界遺産「百舌鳥・古市古墳群」の構成資産にも登録。築造は5世紀前半。現在は一重の周濠内に3段築成の墳丘があり、かつては周囲に10基の陪塚を持っていたが、現在は寺山南山古墳、七観音古墳など3基が残っている。見学は南側の拝所のほか、東側の濠沿いの周遊路や北側の展望スポット、大仙公園平成の森の展望台もおすすめ。
- 「上野芝駅」から徒歩9分/「百舌鳥駅」から徒歩19分