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JR塚口駅から東へ住宅と商店の交じる道を歩き、小さな川を越えて右折。川沿いに進み、左手に木立が見えると川を離れて直進、角を曲がると広済寺前に出る。このあたりが久々知で、一帯を「近松の里」と呼んでいる。いったん門前を過ぎて近松記念館へ。まずは近松についてわかりやすい説明を受ける。近松は広済寺再興に深く関わり、母の供養なども行った縁で、本堂裏の「近松部屋」と呼ばれる座敷にたびたび滞在、執筆したと伝えられている。
ファッションや雑貨をはじめ、フードコートや映画館、百貨店が併設され、大人から子どもまで1日中楽しめる商業施設。ステージイベントや参加型イベントなど多数開催。
春夏秋冬、四季を彩るこだわりの湯。日本全国の名湯をめぐる風呂(人工温泉)が楽しめる。炭酸泉、電気風呂もある。
大阪から国道2号を走っていると、杭瀬の手前で、道の右側に見える高い煙突が目印の公衆浴場。シンプルな造りで、ゆるーい空気感が何ともいえない。脱衣所と浴室にあるタイル画も絶品だ。
領有関係が複雑だった尼崎藩の領地の境を示した碑。江戸時代は西川村内で樋ノ口、新堤、山ノ下に3基の碑があったとされるが、この碑は樋ノ口にあったものと見られている。
尼崎臨海地域の活性化を目指した「尼崎21世紀の森構想」の先駆けとして、健康増進を目的に作られた西日本最大級の複合スポーツ施設。広大な敷地内にある森のこども広場や年中泳げる25mプール、夏季限定のウォーターパーク「アマラーゴ」のウォータースライダーは大好評。室内には50m国際公認プールがあり、50mプールは10月からアイススケートリンクに変身、冬季スポーツとして利用できる。また、フットサル場3コートとグラウンド・ゴルフ場16ホールはファミリーから高齢者まで遊べるスポーツの空間施設。アマラーゴ1300円、アイススケート1300円。
総合体育館と陸上競技場、さらにナイター設備完備の硬式野球場に10面のテニスコート、トレーニング室など、その規模は兵庫県内屈指。全国的・国際的な競技会はもちろん、大規模集会や各種イベントも行なわれ、スポーツ、文化行事の拠点としても親しまれている。
塔と金堂が東西に並び、北側には講堂を配した「法隆寺式」伽藍配置の白鳳時代の寺院跡。織田信長勢による荒木村重の居城「有岡城」攻略の際に焼失したのではないかとされる。昭和27年(1952)と33年(1958)の発掘調査で、川原寺式の軒瓦や鬼瓦なども見つかった。現在は大正年間に塔跡から運び出された塔心礎のみが残る。
法華宗本門流の大本山のひとつで、天下五剣と称される日蓮聖人の護身刀「数珠丸恒次」を所蔵することで知られる。入母屋造り本瓦葺きの本堂を中心に、天井に竜の絵が描かれた開山堂や三光堂などの国指定重要文化財の建造物が境内に立つ。そのほか三重の塔や宝物殿など歴史ある堂宇も多い。県指定文化財に選定されている鐘楼は重厚な雰囲気。
この地に立ち寄った法然に念仏を授けられ、川に身を投げた五人の遊女を葬ったとされる塚。裏面には遊女の名があったといわれる。
