
不老樹
内回りコースで見られる巨木の1つで、3本のタテヤマスギが寄り添って立っている。幹回り6m以上のタテヤマスギが150本ほどある美女平のタテヤマスギの中でも一番大きく、幹周り約10.5m、樹高約34mの巨木は見応え充分。正確な樹齢は不明だが、炭素測定で幹回り6mのタテヤマスギで約2000年という結果から、不老樹は樹齢約3000年という予測もあるとか。
- 「美女平駅」から徒歩6分
ジャンル/こだわり条件等を指定して検索できます。
内回りコースで見られる巨木の1つで、3本のタテヤマスギが寄り添って立っている。幹回り6m以上のタテヤマスギが150本ほどある美女平のタテヤマスギの中でも一番大きく、幹周り約10.5m、樹高約34mの巨木は見応え充分。正確な樹齢は不明だが、炭素測定で幹回り6mのタテヤマスギで約2000年という結果から、不老樹は樹齢約3000年という予測もあるとか。
山荘をイメージした外観が象徴的。1階が富山地方鉄道の立山駅とホーム、2階が立山ケーブルカーの駅とホームになっている。2階には売店もある。立山黒部アルペンルートはマイカー乗り入れ不可のため、長野県側も富山県側もそれぞれ扇沢駅と立山駅の駐車場に車を置き、ケーブルカーや高原バス、ロープウェイなどを利用する。通り抜けの場合は車の回送が必要で、ホームページ「立山黒部アルペンルートオフィシャルガイド」を要確認。
130mの落差を、そうめんのように白くて細い水の筋が岩肌を流れ落ちるさまから名付けられた滝。上流に地獄谷があり、下流には称名滝[しょうみょうだき]がある。赦免[しゃめん]滝ともよばれ、地獄谷で数々の責め苦にさいなまれた亡者が、紺屋川を流れ下ってきて、ここで赦免されるという伝説が残る。立山有料道路の天狗平下のカーブにある展望地から眺められ、バスも減速してくれるので車窓から眺めることもできる。
室堂平と弥陀ケ原の間に広がる標高約2300mの高原。室堂~天狗平はチングルマロードとも呼ばれる石畳の天狗平水平道[すいへいどう]コース約1.6km、約1時間30分、弥陀ケ原~天狗平は鎖場のある一の谷・獅子ガ鼻岩コースで約4.9km、上り3時間、下り2時間30分。遊歩道沿いには、シナノキンバイやアオノツガザクラなど咲き、途中、剣岳の望めるポイントも。弥陀ケ原へは美松坂コース約2.4km、上り2時間、下り1時間20分も。春スキーや秋の紅葉も人気。天狗平バス停付近には宿泊施設が2軒ある。天狗平ではバス降車時に次に乗るバスの乗車便の予約を必ずすること。
立山駅と美女平駅間をつなぐ立山ケーブルカーの車内から望める名所の1つ。立山火山の溶岩が冷却する際にできた柱状節理の岩が露出したもので、六角形柱状の岩が折り重なったり、崩れたりしている奇勝。立山ケーブルカー立山駅脇から美女平まで、かつて立山登拝道であった材木坂がケーブルの軌道に沿って約1.5kmの自然歩道・材木坂コースとして整備され、その途中で見学することもできる。なお、材木坂コースは岩場が多いので足元に注意を。
運行開始は昭和29年(1954)という歴史あるケーブルカーで、立山駅~美女平間約1.3km、標高差502m、最大斜度29度の急こう配を、所要7分で繋いでいる。2つの車両をつないでいるケーブルを巻きあげることで登り降りするツルベ方式という仕組みで、約20分毎に運行。車窓からはうっそうとしたブナ林や、立山火山の溶岩が六角形状の石柱のように割れてできた柱状節理[ちゅうじょうせつり]の材木石を見ることができる。
標高3003mの立山雄山の直下、立山断層破砕帯から湧き出る地下水を導水。立山に降った雪が万年雪になり、さらに花崗岩[かこうがん]の層を300年もかけてろ過された水は、軟水でクセがなく、2~5度と冷たくおいしい。「全国名水百選」にも選ばれている。
室堂平の西端、雄山を望む岩場に口を開けて並ぶ2つの洞窟。玉殿岩屋は立山開山伝説の聖地で、熊と白鷹を追って来た佐伯有頼[さえきありより]に、熊が阿弥陀如来に、白鷹が不動明王となって現れ立山の開山を命じた場所とされている。立山室堂が建設される前は、立山修験道の行者の宿泊に使用されたともいわれる。洞窟の天井は低く、奥行きも4m程度と狭く、小さな石仏が数体安置されている。すぐ隣にある虚空蔵窟と呼ばれる洞窟も同じように使用されたものといい、内部には石地蔵や十六羅漢が十数体祭られている。この2つの洞窟へは、滑りやすい登山道の下りなので足元に注意を。
立山三山の1つ浄土山に寄り添うようにそびえるのが室堂山だ。標高2668mの山頂付近まで、石畳の遊歩道が続き、登るにつれて背後に室堂平と立山の眺めが広がる。展望台に立てば、南側の立山カルデラや薬師岳に続く北アルプスの山並みを見渡せる。
立山の火山活動で生まれた火口跡に水がたまった湖。標高2405m、周囲630m、深さ16mと室堂平では最大。一年の半分は氷結しており、初夏でも残雪を浮かべている。かつてはこの池の水を使って立山権現に捧げる料理が作られたといい、名前は「神様の台所」という意味の「御厨」[みくり]から。池が小さいと嘲笑った越前の法師が池を泳ぎ、3周したところで水底に引き込まれてしまったという伝説もある。池の縁に整備された遊歩道は、約1時間で一周できる。池の周囲に生えたハイマツの間に、クロユリ、コバイケイソウなどの高山植物が見られ、5、6月にはライチョウが姿を現すこともある。
運行情報はありません。
路線が登録されていません。
路線登録で登録した路線の運行情報が表示されます。
路線を登録すると、登録した路線の運行情報が右サイドで表示される機能です。
トップページ、電車関連ページで表示されます。
エリアを登録すると、登録したエリアの天気情報が表示されます。