最上公園
寛永2年(1625)、藩祖・戸沢政盛[まさもり]が築いた新庄城跡。現在は公園として整備され、4月下旬には桜、7月上~中旬にはアジサイが見ごろを迎える。園内には、戸沢氏ゆかりの戸沢神社や天満神社、護国神社が立つ。
- 「新庄駅」から徒歩20分
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寛永2年(1625)、藩祖・戸沢政盛[まさもり]が築いた新庄城跡。現在は公園として整備され、4月下旬には桜、7月上~中旬にはアジサイが見ごろを迎える。園内には、戸沢氏ゆかりの戸沢神社や天満神社、護国神社が立つ。
国道47号から土湯沢林道を3kmほど入り込んだ、最上峡左岸の山中に広がる土湯杉の群生地。神代杉や山ノ内杉とも呼ばれる土湯杉は、直幹の巨木がほとんど見られず、幹や枝が湾曲しながら折れ曲がり、それぞれが個性的な形をしている。豪雪地帯のため、雪の重さや強風、最上峡沿いの湿気などの影響で変形したともいわれているが、なぜそのような形になったのかは、いまだによく分かっていない。森の中央には、巨大な根のような主幹から何本か幹を伸ばしている「幻想大杉」がある。主幹が折れ、地上1.5mから複数の幹や枝が空を突いて伸びている姿はまさに圧巻。遊歩道を歩けば、春には巨木の間にユキツバキの花を見ることができる。
高屋乗船場から川を船で上り、最上峡の素晴らしい風景を見終わった後は沓喰で折り返し。途中 船でしか行くことのできないパワースポット、縁結び神社仙人堂に立ち寄り、その後高屋にもどる60分のコースは船頭の案内付き。車の回送の必要がないのでマイカー派には便利。電車で行く場合は、JR高屋駅より徒歩2分の高屋乗船所(要予約)を利用しよう。仙人堂わき水コーヒー400円や菓子「縁結びおこし」250円、また仙人堂のそば処「十割そば」も人気。
最上川流域の中でも随一の景観を展開する最上峡。かつては俳人・松尾芭蕉の『奥の細道』にも「五月雨を 集めて早し 最上川」の句があるほどの急流だったが、現在は治水事業によりゆったりとした大きな流れを見せている。仙人堂や白糸の滝、天然杉の巨木・土湯杉などの見どころがあり、秋には右岸に広がる紅葉も見事。川岸まで山が迫るダイナミックな姿を間近で実感できる最上川舟下りはオススメ。
庄内町風車村内にある施設。屋内には風力発電について学べる展示や映像コーナーがあり、展望塔からは庄内平野が一望できる。屋外では、バッテリーカー(有料)や大型の木製遊具が楽しめる。
全国でも有数の強風地帯の特性を利用して、全国に先駆けて風力発電を行っている庄内町。ウィンドーム立川では、風力発電や環境問題について学ぶことができ、庄内平野を一望できる展望塔もある。周辺には、子供たちに人気のバッテリーカー広場や木製大型遊具もある。
大正初期、楯山城跡を公園化。桜の名所として知られる。園内からは、北に最上川や鳥海山、西には庄内平野の田園地帯が一望できる。
城下町として栄えた新庄の歴史や文化を紹介。見ごたえある雪国の民具約1万2000点や、迫力あるユネスコ無形文化遺産「新庄まつり」の最優秀山車も展示。金工鍛金家・人間国宝奥山峰石氏の作品や洋画家・近岡善次郎画伯の絵画を常時鑑賞できる。所要1時間。
最上峡近くに立つこの杉は、2つに分かれた幹から複数の枝がタコ足のように発達している。樹齢500年以上、幹周11mは日本最大級の株立ち。トレッキングコースは整備されていないため、ガイドが必要。詳しくは最上峡案内人協会(電話0233-72-2001)まで問合せを。
最上峡芭蕉ライン観光株式会社が運航する「最上峡芭蕉ライン観光舟下り」の古口港に立つ乗船所施設。乗船受付所をはじめ、みやげ物売場や食事処などがある。みやげ物売場では、限定販売の焼酎「最上川舟下り」などの酒類や、江戸時代から続く新庄市の焼き物「東山焼」などを販売。食事処の「芭蕉庵」では1日10食限定の魚介がたっぷり入った荒磯ラーメンや大根の辛味が効いている田舎そばなどがおすすめ。敷地内の手打ちそば体験工房では、香り高いそば粉を使って手打ちそば作りが楽しめる(3日前までに要予約)。
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