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宇内ホタル公園は星田川沿いにある小公園。公園内にはほたるの養殖場があり、宇内ホタル観賞旬間のほたる鑑賞時間帯には養殖場内の見学もできる。ほたるは星田川周辺で見ることができ、観賞できる種類はゲンジボタル。宇内ホタルを守り育てる会により、ほたるの養殖、放流、河川の掃除などの環境整備活動が行われている。詳細については要問合せ。
旧矢掛本陣から約400m東にある。金融業で財をなした高草家は、江戸時代末期に本陣の予備的施設である脇本陣に指定された。高草家には大名や家老らが宿泊したといわれ、出格子を構えた屋敷の奥には茶室や白壁の土蔵群が並んでいる。
天平15年(743)の開基と伝わる曹洞宗の古刹、大通寺の書院北側に広がる江戸時代末期の池泉観賞式庭園。高峰山を借景にし、釈迦三尊石、坐禅石、須弥山[しゅみせん]石などを配した躍動感のある庭だ。春の桜、夏のスイレン、秋の萩など四季折々に趣がある。大通寺は、中国地蔵尊霊場第5番札所としても有名。
赤松を使い、伝統工法で建築された町屋風美術館。矢掛出身の書家・田中塊堂[たなかかいどう]の『春水』[はるのみず]『賀歌』[がのうた]、洋画家・佐藤一章[さとういっしょう]『霧の朝』、『残雪の駒ケ岳』などの作品や宿場町関係の郷土資料を展示。高さ16mの水見櫓は、美術館のシンボルとなっており、最上階からは町並みを見渡すことができる。所要30分。
山陽道矢掛宿の酒造業を営む豪商・石井家の住宅。石井家は本陣職を務めており、参勤交代の大名が利用した宿泊所でもあった。敷地には主屋をはじめ、大名が出入りした御成門や米倉、酒倉や麹場などの酒造関係の建物が当時のまま残っており、11棟が国指定重要文化財になっている。
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