東薫酒造
文政8年(1825)創業の酒蔵。元来この一帯は、水郷の良質な水と早場米に恵まれたところ。この地の利を活かし、多くの銘酒を世に出している。なかでも、全国新酒鑑評会の金賞を17回受賞した大吟醸・叶[かのう]720ミリリットル4200円は山田錦を使い、フルーティな味わいで人気。ほかに契約栽培米を使った純米吟醸酒卯兵衛[うへえ]の酒などがある。試飲も可能。
- 「佐原駅」から徒歩9分
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文政8年(1825)創業の酒蔵。元来この一帯は、水郷の良質な水と早場米に恵まれたところ。この地の利を活かし、多くの銘酒を世に出している。なかでも、全国新酒鑑評会の金賞を17回受賞した大吟醸・叶[かのう]720ミリリットル4200円は山田錦を使い、フルーティな味わいで人気。ほかに契約栽培米を使った純米吟醸酒卯兵衛[うへえ]の酒などがある。試飲も可能。
昭和44年(1969)開園したハナショウブと花ハス、アヤメを中心とする水郷地帯の植物園。伊勢系、肥後系、江戸系など400品種150万本のハナショウブが展示・栽培され、その数は東洋屈指。5月の藤や、7~8月にかけては300種にものぼる優雅な花ハスも鑑賞できる。4月下旬~10月は園内をサッパ舟でのんびり巡ることができ、5月には観藤会、5月下旬~6月には「あやめ祭り」、7月中旬~8月中旬には「はす祭り」を開催。あやめ祭り期間中には、嫁入り舟や伝統芸能のデモンストレーションなどが行われ、賑わいもひときわだ。
初代神武天皇の御代に創建されたと伝わる古社。杉の巨木が生い茂る神域・香取の森に、武神を祀る社殿が佇む。現在の本殿(重要文化財)は、元禄13年(1700)に徳川第5代将軍・綱吉が造営。朱塗りの楼門(重要文化財)も同年の建造。明治・大正期の海軍軍人・東郷平八郎の額が掛かり、右手に黄門桜とよばれる徳川光圀手植えの桜が残る。宝物館では、神宮に伝わる海獣葡萄鏡(国宝)などの美術工芸品や古文書を展示。
「道の駅水の郷さわら」に隣接するイチゴ狩り農園。甘く柔らかでジューシーな章姫と甘みと酸味が調和した紅ほっぺや、酸味が穏やかでさっぱりとした甘さのかおり野の3品種が味わえる。上下2段の高設栽培のため、背の低い子どもや車椅子の人でも手軽にイチゴを摘み取れ、足元が泥で汚れる心配も無い。隣の道の駅では、新鮮な朝採り野菜やお土産も充実し、遊覧船やレンタサイクルで1日楽しむことができる。
佐原の大祭(国指定重要無形民俗文化財、ユネスコ無形文化遺産)は、約300年の歴史がある関東有数の山車祭り。館内では、毎年7月10日以降の金~日曜と10月第2土曜を中日とする金・土・日曜に行われる祭りの様子を、3面パノラマによるビデオで放映。大祭に繰り出す山車24台のうち、7・10月の祭礼毎に交替で2台を展示している。高さ7mの山車は迫力満点。祭礼に関する資料もある。所要30分。
道の駅くりもと「紅小町の郷」は農産物の販売や収穫の体験など、都市と農村の交流拠点をテーマとしている。朝採り野菜や旬の果実などの安心、安全、新鮮が基本の直売所のほか、ニジマス釣り、地元産の食材を使った食堂も併設されており、家族でゆっくり楽しめる。
寛政6年(1794)創業の旧油惣商店は江戸中期安永9年(1780)、本地において酒造業を始め、その後寛政年間より佐原で初めて奈良漬を始めている。店舗は、明治33年(1900)築で、木造寄棟妻入の佐原では珍しい総2階の建築。寛政10年(1798)築で佐原としては最古の土蔵。
古くから栄えた水郷の町で、江戸時代に『大日本沿海興地全図』を著した伊能忠敬の出身地。重要伝統的建造物群保存地区に選定され、日本遺産に認定された小野川沿いには、かつて灌漑用水を送った樋橋(ジャージャー橋)が架かり、小江戸さわら舟めぐりで江戸風情が残る町並みを舟から眺めこともできる。
実測日本地図を初めて完成させた伊能忠敬が、30年余りを過ごした商家。国の史跡に指定されている。
小野川をはさんで伊能忠敬旧宅の対岸に立つモダンな蔵造風の施設。忠敬が作成した伊能図をはじめ、測量器具や記録、書状など、国宝に指定された伊能忠敬関係資料などを展示している。所要30分。
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