
(C)Gallery SPACE8510-2 / 写真撮影:SPACE8510-2事務局
銅版画とアクリル画で描く心象世界
笹村節子は、少女期の夢や都会で感じた孤独など、心に残った“心象風景”を描き続けてきた。銅版画からアクリル画へと表現を広げ、模索しながら新たな扉を探っている。「アートというラビリンスに迷い込んだ」と語るように、空想と心象が交わる世界が静かに立ち上がる今展では、内面の変化や新しい冒険への高鳴りが作品に息づく。迷宮の奥で出会うもうひとつの風景を鑑賞しよう。