
「湯けむり少女と艶二郎」250×170mm/和紙に墨、アクリル/2025
世の無常をユーモアと女性で描く現代浮世絵
この展示には少女と日本の神々、人形や骸骨、妖怪などが多く登場する。少女たちを生の象徴として、神々・人形・骸骨や妖怪などを死や無常の象徴として描く。浮世絵の伝統的な技法、構図、モチーフ等を歴史に学びつつ、作家見つめる浮世(憂き世)、日々の生活での気づきや感情、個人的な情欲などを独特のユーモアや見立てなどを含んだ表現で描き出す。近年強く意識する「生と死」について、笑いや女性の美しさを表現する。