呉洲陶彫像|昭和37年頃|54.8×20.0×16.4cm|河井寛次郎記念館蔵
河井寛次郎の作品を紹介
陶芸家・河井寛次郎(1890-1966)は、柳宗悦らとともに日用雑器の美へ関心を深め、「民藝」の新語を作り、民藝運動を推進した。河井の陶業はいずれも技巧性・独創性において高く評価されている。また、その表現は木彫や書、デザイン分野など多岐にわたる。今回は河井寛次郎記念館所蔵品より、陶業の仕事や、木彫像や木彫面、真鍮のキセル、河井の人間・精神性を表現した書など、約200点展観する。