新生活のスタートである引越し。しかし、その費用がネックとなることもありますね。引越し費用は、荷物の量や距離、引越し業者のサービス内容により変動します。そしてその一部を占めるのが荷物の梱包費用。自分で梱包すれば、それなりに費用を節約できます。さらに、賢い荷造りテクニックを用いれば、荷物を減らし、結果的に費用を抑えることも可能に。本記事では、具体的な荷造り方法や梱包のアイデアをご提案します。節約しながら、スムーズな引越しを実現しましょう。(記事公開日:2023年6月21日)
節約を目指す前の準備
節約のための荷造りを始める前に、荷物の整理と選別をしましょう。不要な物を処分し、新居に持って行く荷物を絞ると、荷物の量が減って引越し費用も抑えられます。
次におこなうのが梱包です。多くの引越し業者は荷物の梱包サービスを提供していますが、それには費用が発生します。逆に自分で梱包すれば、その費用を大幅に抑えることが可能です。ただし、梱包には時間と労力がかかるので、余裕をもって計画しましょう。
荷造りテクニック1:梱包材を入手して、荷解きを想定した荷造りをする
引越し業者に依頼せず、自分で梱包することで費用を抑えることができます。そのためには、適切な梱包材を用いることが重要です。ダンボールやビニール袋、新聞紙などは比較的安く入手することが可能です。あわせて、持っているバッグやスーツケースも梱包に活用しましょう。
また、荷物の分類も大切です。同じカテゴリーの物を一緒に梱包することで、荷解きもスムーズになります。たとえば、書類や本は一つの箱に、衣類は別の箱に、というようなことです。これにより、荷物の管理も容易になります。
そして、貴重品や壊れやすい物は自分で持ち運ぶことも重要なポイントです。もし、これらを引越し業者に預ける場合は、必ず専用の梱包材を使用し、目立つ場所に「壊れ物」と表示してください。
荷造りテクニック2:空間を有効活用する
荷造りの際、空間を有効に活用することで、荷物をコンパクトにまとめることができます。その一つのテクニックが「入れ子」です。小さな物を大きな物の中に入れることで、空間を有効活用できます。たとえば、鍋やフライパンの中に小物を入れる、靴の中に靴下を詰めるなどです。
また、箱詰めする際も工夫が必要です。まず、重い物を下、軽い物を上にすること。これは箱が破損するのを防ぐだけでなく、荷下ろし時にも便利です。また、箱の隙間は新聞紙やタオルで埋め、物が動かないようにすることも重要です。
荷造りテクニック3:壊れやすいアイテムの安全対策
壊れやすいアイテムを梱包は、より一層慎重におこないましょう。その際に活用できるのが、タオルや衣類です。皿やグラスなどの割れ物は、新聞紙ではなくタオルで包むと、より安全です。また、衣類をビニール袋に詰めてクッション材として利用することも一つの方法です。
その他にはビニールバッグや食品容器の再利用もおすすめです。ビニールバッグは空気を含むとクッション材になり、食品容器は小物を入れるのに便利です。これらを活用することで、購入する梱包材の量を減らせるため節約につながります。
節約のためのその他のヒント
節約のために、中古の梱包材の利用も考えてみましょう。ダンボールなどは、リサイクルショップやネットオークションで手に入ることもあります。
また、頻繁に使わない荷物は先に送ってしまうのも一つの方法です。荷物を分散させることで、引越し当日の負担を減らすことができますし、安い運送業者を利用することも可能です。
引越し業者の選び方と交渉のポイント
引越しを安く済ませるためには、梱包以外に安い引越し業者を探すことも重要です。そのためには、見積もりは一社だけではなく、複数社から取ることをおすすめします。見積もりを取る際には、自分の要望や条件をしっかり伝えましょう。また、複数社の見積もりを比較する際は、料金だけでなく、評判やサービス内容を比較することが大切です。
さらに、値下げ交渉も安い引越しを実現するための一つの手段です。値下げ交渉をする際には、他社の見積もりを引き合いに出すと効果的です。
おわりに
引越しをスマートに、そして節約しながらおこなうことで、幸先よく新生活をスタートさせることができます。本記事で紹介した荷造りテクニックや節約のヒントを活用し、スムーズでストレスフリーな引越しを目指しましょう。また、節約だけでなく、荷物の管理や整理も丁寧におこなうと、新居での生活も快適になります。引越しを通して、よりよい生活を追求しましょう。
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