就職や転勤、進学で引っ越しが決まったとき、賃貸の契約などで出費がかさむため、せめて引っ越し代ぐらいは安く済ませたいと考えている人も多いでしょう。
この記事では費用が安い引っ越し業者の選び方や相場を解説し、単身・家族向けにおすすめしたい引っ越し業者を紹介します。
また、簡単に複数業者の見積もりを比較できる一括見積比較サイトについてもご紹介していきます。
安さを重視する方は、安い引っ越し業者おすすめ5選!単身・家族それぞれのケースについて解説!をご覧ください
<記事作成に協力いただいた方 : 田中 明子様>![]() ■幸せ収納デザイン株式会社:https://shiawase-shuno.co.jp/ ■一般社団法人日本収納デザイン協会:http://jasda.or.jp |
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【肩書・資格】 幸せ収納デザイン株式会社 代表取締役 一般社団法人日本収納デザイン協会 代表理事 【ご略歴】 名古屋空港グランドスタッフ輸出貨物担当として活躍したのち、さらなるスキルアップのために外資系航空会社に転職。国際航空貨物ビルドアッププラン作成担当として10年以上のキャリアを持つ。年間500便に及ぶフライトコントロールは、スピード、安全性ともに高い評価を得た。 航空機の狭い空間をコントロールすることで身につけた空間認識力を家庭の片づけと職場の環境整備に応用。独自の収納理論に見た目の美しさを加味した「幸せ収納®︎」「職場環境デザイン」を考案し、講師・コンサルタントとしてこれまで日本全国1万人以上を指導。 現在、幸せ収納デザイン株式会社で、医療福祉機関を中心に職場環境デザイン研修を提供し、 一般社団法人日本収納デザイン協会で、家庭の片づけメソッド 幸せ収納スクール・職場の片づけメソッド 職場環境デザインアカデミーを主宰している。 ■著書: 岩波ジュニア新書 中高生のためのかたづけの本 【取材協力いただいた田中様からのコメント】 |
費用が安い引っ越し業者の選び方とポイント4つ
- 相見積もりをして料金を比較する
- 単身や家族住まいなど自分に適した条件で安い業者を選ぶ
- 時間や作業内容は安くなるよう調整できるか確認する
- サービス内容やオプションで選ぶ
複数の引っ越し業者で見積もりをしてもらい料金を比較、単身や家族住まいなど自分に適した条件で安い引っ越し業者を選びましょう。
最近では、複数の業者に一括で見積もり依頼ができるサービスもあるので、そういったサービスを利用するとスムーズです。
また、引っ越し業者のサービスの良し悪しも重要です。
サービスが豊富な引っ越し業者は時間や作業内容が安くなるように調節できる場合が多いです。
自分が希望するオプションの有無で引っ越し業者を選択してもOKです。
例えば、家具家電の設置をお願いしたい場合はそういったサービスのある引っ越し業者を選ぶ必要があります。
では、安い引っ越し業者の選び方とポイント4つそれぞれを詳しく解説していきます。
相見積もりをして料金を比較する
- 必要事項の入力だけで複数社同時に見積もり依頼を出せる
- オンラインから無料で利用できる
- 引っ越し業者から見積もり額の折返し連絡を待つだけでOK
一括見積もりサービスで相見積もりをして、料金が一番安い業者を探すようにしましょう。
一括見積もりサービスとは、必須項目の入力だけで複数社同時に見積もり依頼を出す、無料オンラインサービスです。
見積もり依頼を出したあとは、引っ越し業者から見積もり額の折り返し連絡を待つだけでOKです。
複数の業者に何度も電話を掛ける手間がないので、非常に便利なサービスです。
単身や家族住まいなど自分に適した条件で安い業者を選ぶ
タイプ | 費用相場 |
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単身 (荷物少ない) | 40,000円 |
単身 (荷物多い) | 50,000円 |
家族 (荷物少ない) | 80,000円〜100,000円 |
家族 (荷物多い) | 100,000円〜130,000円 |
タイプ別の料金相場は、上記表のようになっています。
業者によりプランはさまざまなので、単身向けプラン・家族向けプラン・移動距離・荷物量・引っ越し時期などの条件と自分の条件を比較して、最適な引っ越し業者を選びましょう。
料金相場を知っていれば、業者が提示してきた見積もりが安いのか高いのか判断をすることができます。
しっかりと相場を把握して、提示された料金が納得いく物なのか判断をすることは大切なポイントの1つです。
![]() 幸せ収納では、捨てるモノのことを考える片づけではなく、好きなモノ、必要なモノのことを一番に考える片づけをオススメしています。 片づけ=捨てることというのは、ずっと要らないモノのことを考え続けるということです。自分の生活や、人生に要らないモノのことを考えるのは、とてもネガティブな作業で、片づけが嫌いになるひとつの原因です。家族5人、1軒の家には平均して1万点以上のモノがあると言われています。そのなかから要らないモノを探して捨てることは、気力体力ともに奪われてしまいますし、お引越しでやらなければならないのは、片づけだけではありませんから、途中でやっつけ仕事になってしまうのも仕方がないような気がします。せっかくのお引越しのチャンスを逃さないためにも、片づけの考え方と手順を覚えてくださいね。 ひとつ目に選ぶのは、使っていても使っていなくても自分の好きなモノを選んでください。 |
時間や作業内容は安くなるよう調整できるか確認する
費用(低) | 費用(高) | |
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作業開始時間 | フリー(指定しない) | 午前中 |
荷造り・荷解き | 自分で行う | 業者に依頼する |
家電設置 | 自分で行う | 業者に依頼する |
運搬方法 | 混載便 帰り便 | チャーター便 |
上記表を見ても分かるように、時間や作業内容によって引っ越し料金が安くなる場合があります。
とにかく安く引っ越しを済ませたい場合は、作業開始時間を指定せず、荷造り・荷解きや家電の設置は自分で行うことをおすすめします。
運送方法も混載便や帰り便を選択するさらに料金を抑えられます。
サービス内容やオプションで選ぶ
- 洗濯機やエアコンの取り付け・取り外し
- テレビやアンテナの設置・配線
- ハウスクリーニング
- 荷造り・荷解き
- 建物の養生
- ダンボールの追加・引取
- 不用品引き取り など
サービスやオプションは業者によって追加料金がかかれば、無料のところもあります。
引っ越しが決まった段階で必要なオプションはどれかを把握しておき、オプションまで含めた値段を比較して安いところに依頼しましょう。
![]() ひとつ目は、モノを種類ごとに分けて入れることです。荷ほどきの際にも、分かれていれば、収納するのも簡単です。そんな当たり前のこと?と思われがちですが、段ボールに隙間があるともったいなく感じて、なんでも混ぜたくなってしまいます。モノが混ざることは、散らかりの原因ですので、それは避けなくてはなりません。もし、段ボールに隙間ができたら、なるべくそのモノに近い種類のモノを入れること。例えば食器の隙間にカトラリーという具合に。そして混ぜる種類は3つまでとしましょう。3つ以上になると人は視覚だけで判断できなくなると言われています。収納をするときも同じで、ひとつの引き出しや、ひとつの棚に3つ以上の種類のモノを入れないことが片づくポイントです。 ふたつ目は、同じような形、同じようなサイズのモノを定方向に揃えて入れることです。モノは面が揃うことで、スペースを無駄なく使うことができます。例えば本は、大きさ別に分けてからしまうことで無駄なスペースを使わずに済みます。収納するときは、背の低い本から順番に左から右側に向かって並べると、右肩上りになってスッキリと綺麗に見えます。食器棚も同じで右肩上がりになるように食器を並べてみてください。ほんの少しの手間ですが、見た目がスッキリと片づきます! |
引越し業者の費用を徹底比較!
赤帽引っ越しサービス![]() | ダック引越センター![]() | ハート引っ越しセンター![]() | クロネコヤマト![]() | 日通![]() | アップル引越センター![]() | アリさんマークの引越社![]() | アーク引越センター![]() | ハトのマークの引越センター![]() | サカイ引越センター![]() | 西濃運輸![]() | |
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単身 通常期相場 | 13,750円~37,000円 | 15,000円前後 | 21,000円~33,000円 | 25,000円~35,000円 | 27,000円~48,000円 | 28,000円~31,000円 | 30,000円~43,000円 | 30,000円~45,000円 | 33,000円~40,000円 | 35,000円~48,000円 | ~45,000円 |
家族 通常期相場 | × | 60,000円~75,000円 | 43,000円~97,000円 | × | 54,000円~110,000円 | 42,400円~90,000円 | 60,000円~99,000円 | 61,000円~125,000円 | 65,000円~113,000円 | 63,000円~93,000円 | ~98,000円 |
おトクなサービス |
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| らくらく家財宅配box |
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| 荷物の一時預かりサービス |
| 不用品買取サービス |
クロネコヤマトと赤帽引っ越しサービスは単身者向けの引越しのみサービスを取り扱っていますが、そのほかの業者は家族向け引越しプランやサービスが充実しています。
単身者向けのみでも料金が格安で、特に荷物が少ない場合はおトクに引っ越すことができます。
では、単身向けと家族向けのおすすめ引っ越し業者を5つずつ見ていきましょう。
【単身向け】安い引っ越し業者おすすめ5選
単身引っ越しにおすすめの業者5つを紹介します。
通常期と繁忙期の相場、プラン、対応エリア、その他サービスの順でまとめ、各業者の特徴について解説します。
赤帽引越しサービス
項目 | 内容 |
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単身相場 通常期 | 13,750円~37,000円 |
単身相場 繁忙期 | 16,500円~48,100円 |
引っ越しプラン | 引越しシングルパック |
対応エリア | 全国 |
その他サービス |
|
赤帽引越サービスでは、貸し切り便で荷物を他の車に積み替えず新居まで運ぶので、簡易な包装でも運べます。
軽トラック1台分の単身引っ越しにジャストサイズのサービスを提供してくれます。
基本料金は作業見込み時間と予想走行距離で分かりやすく見積もりを出してくれるから、荷物の少ない引越しや短距離の引越しにおすすめです。
貨物保険無料加入で、万が一があった時にも安心です。
その他のサービスも充実しており、ハンガーBOXや布団袋が無料なので自分で用意する資材が少なくなります。
ダック引越センター
項目 | 内容 |
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単身相場 通常期 | 15,000円~ |
単身相場 繁忙期 | 18,000円~ |
引っ越しプラン | プラン公開なし |
対応エリア | 徳島県内、徳島近県への引越し |
その他サービス |
|
タッグ引越センターでは、オプション料金を払えば専用段ボールやハンガーBOXなどの資材が利用可能で、自分で資材を用意する手間がかかりません。
また、繁忙期や土日祝日など料金が高くなりがちな日取りでも、条件があえば各種割引サービスを適用してくれる良心的な引っ越し業者です。
単身の引越しの場合、通常期の料金15,000円~なので、料金をとにかく安く抑えたい人におすすめです。
ハート引越センター
項目 | 内容 |
---|---|
単身相場 通常期 | 21,000円~33,000円 |
単身相場 繁忙期 | 25,000円~42,900円 |
引っ越しプラン | スタンダードプラン |
対応エリア | 全国 |
その他サービス |
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ハート引越センターでは、自分では運べない荷物のみトラックに積み込んでもらい、荷解きなどできることを自分でやるスタンダードプランであれば料金を安く抑えることができます。
料金が安いのに高品質な作業が大きな特徴であり、ネット回線工事や不用品買取などサービスやオプションも充実しています。
必要最低限の無料サービスと希望するオプションのみの追加でとにかく安く引っ越しを済ませたい人におすすめです。
クロネコヤマトの引越サービス
項目 | 内容 |
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単身相場 通常期 | 25,000円~35,000円 |
単身相場 繁忙期 | 30,000円~45,500円 |
引っ越しプラン | ヤマトの単身引越しパック |
対応エリア | 全国 |
その他サービス | らくらく家財宅配box |
クロネコヤマトの引越サービスは、専用BOXで輸送するため、トラック1台を貸切るよりもコストを抑えて引っ越すことができます。
専用BOXに積み込めないぶんの大型家具や家電はらくらく家財宅配便の利用が可能で、単身引っ越しパックと同時申し込みが必要です。
新居への荷物の発送は集荷日から7日間のなかから選べるので、都合にあわせた引っ越しをサポートしてくれます。
コストを抑えたい、単身で荷物が少ない人に最適です。
日本通運
項目 | 内容 |
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単身相場 通常期 | 27,000円~48,000円 |
単身相場 繁忙期 | 32,400円~62,400円 |
引っ越しプラン |
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対応エリア | 全国 |
その他サービス |
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日本通運は、少ない荷物で遠距離への引越しに最適な単身S・Lパックと、少ない荷物で近距離への引越しに最適な単身当日便の2つのプランがあります。
殺菌・除菌サービスや荷物の一時保管、不用品の引き取りなどのオプションサービスが充実しています。
また、エリア限定割引やキャンペーンの適用で、さらに安く引っ越しを済ませることができます。
全国共通キャンペーンとしてWebからの申し込みで2,200円割引、複数の単身パック利用で1,100円割引になります。
オンラインで手続きを完了させたい人や荷物が少ない単身者におすすめです。
「日通」の公式サイトを見る
【家族向け】安い引っ越し業者おすすめ5選
家族向けに安い引っ越し業者を5つ紹介します。
単身者向けと同様に、通常期と繁忙期の相場、プラン、対応エリア、その他サービスの順でまとめ、各業者の特徴を解説していきます。
アップル引越センター
項目 | 内容 |
---|---|
家族相場 通常期 | 42,400円~51,000円 |
家族相場 繁忙期 | 50,880円~66,300円 |
引っ越しプラン |
|
対応エリア | 全国 |
その他サービス |
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アップル引越センターは、家族での引っ越しにおすすめしたいプランが充実しています。
プレミアムプランは大型家具の搬入はもちろん、小物の荷造り、荷解きまですべて任せることができます。
小さな子供がいてなかなか梱包・荷解きができない人におすすめです。
また、プチプレミアムプランは荷解きのみ自分で行うプランとなっていて、引っ越し費用は抑えたいが、楽に引っ越しをしたいという人におすすめです。
引っ越しに必要な資材の提供、保険の加入は無料でサービスやオプションも充実しています。
ハート引越センター
項目 | 内容 |
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家族相場 通常期 | 43,000円~97,000円 |
家族相場 繁忙期 | 51,600円~126,100円 |
引っ越しプラン |
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対応エリア | 全国 |
その他サービス |
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ハート引越センターは、家族向けプランとして、エコノミープランとパーフェクトプランの2つがあります。
エコノミープランは小物の荷造りから新居への家具設置まで、引っ越しに必要な一通りの流れがすべてプランに含まれています。
きめ細かいサポートで、新築住宅やマンションまで安心して作業を任せることができます。
また、パーフェクトプランはエコノミープランの内容に荷解き・収納を加えたプランで、急な引っ越しや子育て中の家庭でも満足できるサービスが充実しています。
そのほか、こだわりの資材やオプションサービスが豊富なので、家族向けの引越しにおすすめです。
日本通運
項目 | 内容 |
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家族相場 通常期 | 54,000円~110,000円 |
家族相場 繁忙期 | 64,800円~143,000円 |
引っ越しプラン |
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対応エリア | 全国 |
その他サービス |
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日本通運は、2022年オリコン顧客満足度調査「引越し会社」部門で1位を獲得した信頼性の高い実績で、荷物が多い家族の引越しでも安心して任せることができます。
家族向けには、荷造りと荷解きは自分で行うセルフプラン、荷解きのみ自分で行うハーフプラン、荷造りから荷解きまで一連の流れをすべてお任せするフルプランの3つがあります。
料金をできるだけ安く抑えたいという人にはセルフプラン、子育て中で荷造りや荷解きが難しいという人にはフルプランがおすすめです。
また、割引キャンペーンで家族の引越しがさらに安くなります。
ダック引越しセンター
項目 | 内容 |
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家族相場 通常期 | 60,000円~75,000円 |
家族相場 繁忙期 | 72,000円~97,500円 |
引っ越しプラン | 新築引越しパック |
対応エリア | 徳島県内、徳島近県への引越し |
その他サービス |
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ダック引越センターは、新築への引越しを得意とする地域密着型の引越し業者です。
マンションから戸建てまで対応できる各種トラックを完備、徳島県内や近県への引越しにおすすめです。
家族向けの新築引越しパックでは引っ越しアドバイザーが駐在し、3年以上のキャリアがあるベテラン社員が担当してくれるため、大切な家財や家が傷つく心配は一切なく、安心して任せることができます。
もちろん、アパートへの家族の引越しにも丁寧に対応してくれます。
オプションサービス充実でインターネット回線取付や電気工事が格安、不要な家具家電は買取又は処分に対応しています。
アーク引越センター
項目 | 内容 |
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家族相場 通常期 | 60,000円~80,000円 |
家族相場 繁忙期 | 72,000円~104,000円 |
引っ越しプラン |
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対応エリア | 全国 |
その他サービス |
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アーク引越センターは、全国200拠点を超える受付ネットワークで、近距離から遠方の引越しまで対応可能です。
また、新生活をサポートするオプションや、万が一の時の補償が充実、「ちゃんとした引越し」の提供を約束しています。
3つのプランのうち、特に節約プランとすべてお任せフルプランがおすすめです。
節約プランでは荷造り・荷解きを自分で行うことで、料金を安く抑えることができます。
すべてお任せフルプランでは荷造りから荷解きまですべて業者に任せることができるので、小さな子供がいてもスムーズに引っ越し作業が進みます。
どちらのプランも資材のサービスやおトクな料金割引があるので、引っ越しを安く済ませることができます。
安い引越し業者に依頼する際の注意点
- 「積切契約」と「全積契約」は要確認
- 予算の伝え方や交渉方法のコツをしっておく
- 繁忙期・土日・月末は高くなる
安い引越し業者に引越しを依頼する時は、見積書に記載してある契約内容をよく確認しましょう。
場合によっては、引っ越し当日になって荷物が積みきれないというトラブルにつながる可能性があります。
また、予算の伝え方や交渉方法のコツをしっておくとより安い引っ越しになります。
繁忙期や土日・月末は料金を高く設定している引っ越し業者が多いので、これらの期間は避けた引っ越しをおすすめします。
では、引っ越し業者に依頼する際の注意点を詳しく見ていきましょう。
「積切契約」と「全積契約」は要確認
積切契約とは、トラックに積めるだけ荷物を積んで、積めなかった分は自分たちで運ぶ契約方法です。
手配するトラックが比較的コンパクトになるので、引っ越し代を安くすることができます。
すべての荷物をトラックに積んでもらう予定であれば、全積契約になります。
積切契約だと、当日になって積めない荷物が出てくる場合があるので注意してください。
契約内容を見積もり段階で確認しましょう。
予算の伝え方や交渉方法のコツをしっておく
予算の伝え方や交渉方法も重要です。
特に、交渉方法のコツをしっておくと安い引っ越し業者を選びやすいです。
オンラインで一括見積をしたなかから安い業者に訪問見積もりを依頼し、より詳細な見積もりを出してもらいます。
その際、1日で複数の業者に訪問を依頼し、最も安い業者に引っ越しを依頼しましょう。
訪問見積もりの段階で通常より安く見積もってくれる業者が多いですが、「すぐに契約すればさらに安くする」と提案される場合があります。
しかし、この言葉を聞いてすぐに契約をするのはNGです。
「もっと安い業者があるかも…」と考えて、一旦契約を保留してもらうために「今日中に連絡するので、待ってください」と言いましょう。
こうすれば、他の業者の訪問見積もりを聞いてから契約することができます。
1日で複数の業者に訪問見積もりを依頼すれば、必ず訪問当日に契約の返答ができます。
やや大変ですが時間をずらして1日で複数の業者に訪問してもらいましょう。
繁忙期・土日・月末は高くなる
繁忙期は、料金を高く設定している引っ越し業者がほとんどです。
特に就職・転勤や進学などが重なる2月~4月は料金が高いです。
また、土日・月末も繁忙期ほどではありませんが通常より料金が高くなっています。
これらの時期をずらして、月半ばの平日に引っ越しを依頼すると料金を安く抑えることができます。
安い引っ越し業者への申込みから当日の流れを解説!
- 一括見積もりサービスを利用して比較する
- 条件にあった安い引っ越し業者に申し込む
- 引っ越し前日までに手続きや荷造りを済ませる
- 当日に手続きと打ちあわせをする
- 積み込み作業
- 配置などを打ちあわせて荷下ろし
- 確認と支払い
引っ越しが決まったら、まず一括見積サービスを利用して、料金を比較した中から条件にあった安い引っ越し業者に申し込みます。
引っ越し当日はトラックが到着次第、積み込み作業に入るので前日までに荷造りを済ませるとスムーズです。
新居に到着後、配置などを打あわせして荷下ろしを済ませ、確認と支払いをするまでが引っ越しの大まかな流れになります。
では、引っ越しの流れを手順ごとにより詳しく見ていきましょう。
一括見積もりサービスを利用して比較する
まずは、一括見積サービスを利用して料金を比較します。
サービスはオンラインから無料で利用可能です。
電話やメールで何社も問いあわせをする手間がなくなり、スムーズに業者を見つけることができます。
条件にあった安い引っ越し業者に申し込む
サービスやオプションを含めて、条件にあった安い業者に申し込みます。
オンラインでの見積もりはざっくりとした料金しか出ないので、訪問見積もりを依頼すると安心です。
訪問見積もりは複数の業者に依頼して、その中からもっとも安く引っ越し作業をしてくれる業者と契約しましょう。
引っ越し前日までに手続きや荷造りを済ませる
引っ越し当日は、荷物の積み込みや業者との打ちあわせ、手続きで慌ただしくなります。
前日までに荷造りを済ませ、当日スムーズに作業を開始できるようにするのがベストです。
積切契約で、大型家具・家電のみをトラックに積み込む場合は、それらをすぐ移動できるように準備しておきましょう。
当日に手続きと打ちあわせをする
新居についたあとの家具・家電の運搬、設置について軽く打ちあわせをします。
当日は事前に確認していた段取りを確認します。
取り扱いを注意してほしい荷物がある場合は、担当者に指示しておくと作業終了後のトラブルを回避することができます。
積み込み作業
大型家具・家電の積み込みは業者に任せます。
積み込み作業中は、いままで住んでいた家に忘れものがないか確認し、すべて積み込みが終わったら軽く掃除をして新居へ向かいましょう。
配置などを打ちあわせて荷下ろし
大まかな荷物の配置を打あわせして荷下ろしします。
家具・家電の設置サービスを依頼している場合は、どこに・なにを・どのように設置するか具体的に指示しておくと荷下ろしがスムーズに進みます。
また、すぐに使う荷物は分かりやすい場所に荷下ろししてもらうと探す手間が省けます。
確認と支払い
すべての荷物をトラックから下ろし、家具・家電の設置が終了したらトラックに忘れものがないか確認します。
特に問題がなければそのまま支払いになりますが、業者によって当日支払いではなく前日までに支払いを済ませる必要があります。
契約段階で事前に確認しましょう。
まとめ
ここまで、安い引っ越し業者や相場、単身・家族向けにおすすめしたい引っ越し業者を解説してきました。
引越しは業者に依頼するだけでかなりの出費になるので、できるだけ安い引っ越し業者に依頼して出費を減らしましょう。
安い引っ越し業者を簡単に見つけたいときは、一括見積比較サイトの利用がおすすめです。
簡単な入力だけで複数の業者の見積もりを比較することができるので、ぜひ利用しましょう。