渚の正倉院 氣多大神宮展
期間2024年12月20日(金)~2025年2月28日(金)
会場羽咋市歴史民俗資料館
天正9年(1581)、能登の領主となった前田利家は小丸山城を築城。能登方面からの攻撃に備えて真宗以外の各宗派29の寺を集めて、出城の機能をもたせた。妙観院や長齢寺など16ケ寺が現在も残り、これら寺院群を巡る遊歩道として整備されている。路傍に佇むお地蔵様、見え隠れする寺の甍[いらか]に導かれながら、四季折々の風情を見せる散策路をのんびり歩いてみたい。すべて回ると約2km、所要2時間。
能登唯一の総合美術館で、古美術から現代作品まで幅広いジャンルの企画展が行われる。ハイビジョンコーナーでは七尾出身の桃山時代の画家・長谷川等伯[とうはく]の生涯や作品を紹介している。能登ゆかりの作家の作品や織部、志野など美濃地方を中心とした陶磁器なども所蔵。所要40分。
UFOの町として知られる羽咋の駅前で注目を集めるのが擬音オブジェ。「ジャーン!」や「ゴゴゴ…」といった音を表す文字を彫ったものでインパクト抜群。実はこれ、立派な芸術作品。平成5年(1993)に羽咋市駅前通り商店街が若手作家に作品発表の場を提供し、町を活性化しようと設置したもの。