地元出身の世界的哲学者、西田幾多郎の業績やゆかりの品を紹介。スクリーン映像や瞑想空間「ホワイエ」での思索体験などで哲学を体感できる。建物の設計は安藤忠雄。敷地内には、京都から移築した西田幾多郎の書斎「骨清窟」(国登録有形文化財)がある。
宇宙開発やUFOなどをテーマとした科学博物館。2階宇宙展示室には、実際に宇宙飛行して帰還した旧ソ連製のヴォストークカプセルなど、宇宙開発に貢献した貴重な資料を展示。世界で目撃されたUFOについての解説も興味深い。3階コスモシアターでは、ドーム型スクリーンに映し出される科学番組を上映している。
七尾市の一本杉通りに店舗を構える大正14年(1925)創業の醤油店。原材料は能登産の大豆と小麦を使用し、麹づくりから発酵、搾り、ラベル貼りまで、天然仕込みを守り続け、すべて手作業で醤油づくりをしている。おすすめの「木樽天然仕込醤油」は木樽で2年間熟成した天然仕込みの濃口醤油。1年間熟成した「麹味噌 能登づくし」や冬に人気の「みそ鍋下地」などもある。国登録有形文化財指定の明治41年(1908)に建設された土蔵造りの建物は、令和6年能登半島地震のため現在修復中だが、店舗は営業しており、醤油造りの道具なども見学できる。