北吸地区に12棟あるレンガ造りの倉庫群の総称。現存するレンガ建造物の中でも貴重な近代建築の建造物で、旧海軍の倉庫として明治期に9棟、大正期に3棟築かれた。「舞鶴旧鎮守府倉庫施設」として国指定重要文化財になっているのはこのうちの8棟(うち附1棟)。さらに、そのうちの5棟が「赤れんが博物館」「舞鶴市政記念館」「まいづる智恵蔵」「赤れんが工房」「赤れんがイベントホール」として保存・活用されている。
戦国時代、細川幽斎[ゆうさい]・忠興[ただおき]親子によって築かれた田辺城の城跡を整備した公園。再建された城門の2階を田辺城資料館として公開し、歴代藩主や城下町を紹介する。
明治29年(1896)に綾部で創業した総合アパレルメーカー・グンゼの資料館。大正時代のまゆ蔵を改装した「創業蔵」「現代蔵」「未来蔵」の3棟の展示室がある。製糸メーカーから繊維メーカーへと姿を変え、さらに多彩な事業を展開する同社の現在までの歩みや製品を紹介している。また、道路向かいにはグンゼ記念館(入館無料。金曜の10~16時開館)が建っている。