明治29年(1896)に綾部で創業した総合アパレルメーカー・グンゼの資料館。大正時代のまゆ蔵を改装した「創業蔵」「現代蔵」「未来蔵」の3棟の展示室がある。製糸メーカーから繊維メーカーへと姿を変え、さらに多彩な事業を展開する同社の現在までの歩みや製品を紹介している。また、道路向かいにはグンゼ記念館(入館無料。金曜の10~16時開館)が建っている。
舞鶴赤れんがパークの施設の1つで、赤れんがを専門とする希少な博物館。建物は、国指定重要文化財の「舞鶴旧鎮守府倉庫施設」の1つとして明治36年(1903)に建設された旧舞鶴海軍兵器廠魚形水雷庫を転活用したもの。鉄骨とれんがを組み合わせた建築物としては日本に現存する最も古いものの中に入るといわれている。世界42カ国から資料約2100点を収集し、館内ではモヘンジョダロや万里の長城、富岡製糸場、原爆ドームなどに使用されていた実物のれんがといった、世界各地のれんがを見ることができる。
北吸地区に12棟あるレンガ造りの倉庫群の総称。現存するレンガ建造物の中でも貴重な近代建築の建造物で、旧海軍の倉庫として明治期に9棟、大正期に3棟築かれた。「舞鶴旧鎮守府倉庫施設」として国指定重要文化財になっているのはこのうちの8棟(うち附1棟)。さらに、そのうちの5棟が「赤れんが博物館」「舞鶴市政記念館」「まいづる智恵蔵」「赤れんが工房」「赤れんがイベントホール」として保存・活用されている。