豪華絢爛な神輿行列が見られる「北野祭」
期間2025年10月1日(水)~10月5日(日)
会場北野天満宮
北野・上七軒 秋のをどり
期間2025年11月12日(水)~11月18日(火)
会場上七軒歌舞練場
京都に、ねぷた博士ちゃんがやってくる!
期間2025年11月21日(金)~11月24日(月)
会場京町家矢守邸(ギャラリー吾子)
京都有数の古刹。船岡山の麓に立ち、千本通に面して長い築地塀が続く。応仁の乱で焼失した後、豊臣秀吉などの帰依を受け江戸時代には子院12カ寺をもつ大寺として繁栄した。現在は3院を残すのみ。天平時代の絵因果経(国宝)は、京都最古の絵巻物(京都国立博物館に寄託中)だ。境内に藤原期の代表的な仏師・定朝の墓がある。寺の西側には東の鳥辺野[とりべの]、西の化野[あだしの]とならぶ葬送の地とされた蓮台野[れんだいの]が広がる。訪れる際はマナーをわきまえて参拝を。
神亀3年(726)に行基が創建。北野大茶会のとき宿となったこの寺に、豊臣秀吉が寄進したという五色八重散椿で知られる。花びらがひとひらずつ散る姿から、散り椿の名があり、現在は樹齢約120年の第二世が本堂前庭で赤、白、ピンクなど五色の花をつける。見ごろは3月下旬~4月初旬。洛陽三十三観音霊場、第三十番札所。
本尊は閻魔法王。2.5m近くある巨像で、左右に検事役の司命[しめい]と、記録係の司録[しろく]を従える。5月1~4日のゑんま堂狂言は、壬生寺・嵯峨釈迦堂とともに京都の三大念仏狂言。この寺の狂言は他のもののように無言ではなく、台詞が入る。境内にはゑんま堂普賢象桜といわれる桜の名木、十重の石造紫式部供養塔(重要文化財)などがある。京のお盆の行事、「お精霊迎え」の寺としても知られる。2月20日から3月いっぱいまでは、つるし飾り、御殿雛を公開している。