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国指定天然記念物の日出島
浄土ヶ浜の北方約2km沖、日出島漁港から僅か600mほど沖に浮かぶ周囲約1.8kmの島。断崖絶壁に囲まれ、赤松や広葉樹に覆われた無人島で、日出島集落からはこの島から朝日が昇るように見えることからこの島名がある。希少なクロコシジロウミツバメの繁殖地であることから国の天然記念物に指定されており、島に見られる地層は約1億年前の白亜紀頃の「宮古層」と呼ばれる地層で、化石の宝庫としても知られている。島への上陸は不可。見学は、日出島漁港から眺めるか、宮古港の出崎ふ頭や浄土ヶ浜から出航する遊覧船などで海上から。