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柳井の夏の風物詩はかわいい民芸品・柳井金魚ちょうちんが主役
瀬戸内屈指の商都であった柳井津。「白壁の町並み」と呼ばれるのは、白壁と格子窓の家並みが約200mにわたって続く古市・金屋筋のこと。漆喰の土蔵造りで、間口が狭く、奥行きの長い建物は、「うなぎの寝床」と呼ばれる江戸時代の商家の造り。国指定重要文化財の国森家をはじめ、小田家や佐川家など、近世の柳井商人の典型的な町家が40数戸も残っており、国の重要伝統的建造物群保存地区にも選定されている。軒に吊るされた柳井金魚ちょうちんにあかりが灯る夜が幻想的な夏の「柳井金魚ちょうちん祭り」はおすすめだ。