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清冽な流れと周囲の緑が調和する
白山を源流とする手取川の中流域は、狭い河岸段丘下に深い谷を刻み、美しい峡谷を造り出しているところ。なかでも、高さ20~30mの絶壁が続いている、黄門橋から対山橋間の約8kmは「手取峡谷」として知られている。最大の見どころは高さ約32mの綿ヶ滝。渓谷沿いの遊歩道はないが、黄門橋や不老橋、綿ヶ滝、対山橋などでその景観を楽しめる。旧北陸鉄道金名線の廃線敷を利用して整備されたサイクリングロード「手取キャニオンロード」を利用して、各ポイントに立ち寄りながら渓谷美を楽しむのもおすすめだ。