-
通りのど真ん中で観光客を迎える
名護大通りの中央に立つ、高さ19m、幹回り10mあまりのガジュマルの巨木。樹齢は250年以上にもなり、その存在感は、名護市のシンボルというにふさわしいたたずまいをみせる。「ヒンプン」とは魔除けの意味を持つ門と家の間に立てられるついたてのようなもののこと。名護市の玄関口に位置することからこの名が付けられたという。木の下に立つ三府龍脈碑[さんぷりゅうみゃくひ]は、18世紀の政治家蔡温[さいおん]が、王国の首都を首里から名護に移すという遷都論に反対した内容が記されたもの。