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潮来からきた船と挨拶を交わしながらすれ違う
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水郷観光スポットとして知られる加藤洲十二橋は利根川と常陸利根川にはさまれた広大な水田地帯の一角にある。辺りはかつて家と家、あるいは田んぼの間を縦横に張り巡らせた水路(江間・えんま)をつたって舟で行き来していた。中でも加藤洲の水路には家と家を結ぶ一枚板の簡単な橋が12架っていたので十二橋と呼ばれた。あやめ祭りの時期になると、水路の脇でお団子屋が店を出す。舟で景色を眺めながら食べる団子は格別だ。