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埼津集落の鎮守である神社
崎津集落を見下ろす高台に鎮座する正保4年(1647)創建の神社。豊漁・海上安全を祈願する崎津集落の鎮守で、境内には貞享2年(1685)銘の鳥居が現存。禁教時代、崎津の潜伏キリシタンは、この神社の氏子として参拝の際には密かに「あんめんりゆす(アーメンデウス)」と唱えていた。文化2年(1805)の「天草崩れ」では、崎津、今富、大江、高浜の潜伏キリシタン約5000人が「宗門心得違者」として摘発され、所持していた信心具を差し出すように指定された場所でもある。車は崎津集落ガイダンスセンター駐車場を利用。※崎津の「さき」は正式には山+竒。