紀伊半島の大部分を占める紀伊山地にある3つの霊場と参詣道。自然を崇拝する神道と、中国から伝来し日本で発展した仏教が結び付き、修験道という信仰の形を生んだ神仏融合の霊場として隆盛した。1つ目の霊場は、熊野本宮大社と熊野速玉大社、熊野那智大社の熊野三山。ここに通じる熊野古道の5つの道のうち紀伊路を除いた4つが遺産に登録されている。2つ目の吉野・大峯は、千数百m級の山々が続く修験道の聖地で、熊野本宮大社と吉野山を結ぶ大峯奥駈道は参詣道のうち最も険しい。3つ目の高野山は、弘法大師空海が金剛峯寺を創建した真言宗の総本山で、日本仏教の聖地の一つ。参詣道の「高野参詣道 町石道」には、一町・里ごとに町石と里石が立つ。
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