浜村海岸を見下ろせる魚見台に立つ歌碑。「何の因果で貝殻こぎ習うた カワイヤノー、カワイヤノー 色は黒うなる 身はやせる」で知られる『貝がら節』は、浜村の漁師たちが歌い継いだ作業唄。鳥取県を代表する民謡だ。浜村海岸の沖合いにはホタテ貝が周期的に群れをなしてやってくるが、かつてその漁は舟を漕ぎながら鉄のジョレンを引くという過酷なものであった。その櫓こぎの苦労を少しでも紛らわすために自然に生まれたせいか、貝がら節にはリズミカルでいながらどこか哀愁が漂う。浜村駅前にもホタテの台座の上で貝がらを背負う、子供たちのモニュメントが立っている。
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