彌彦神社
御祭神は天照大御神の曾孫にあたる天香山命[あめのかごやまのみこと]。神武東征の折、紀州熊野で敵の毒気に当てられ苦境に陥った天皇に布都御魂剣[ふつのみたまのつるぎ]を献じて危機を救ったことから起死回生・厄難消除の神と謂われる。天皇即位後は越の国開拓の勅命を受けて当地に来臨され、民に稲作・漁業・製塩・酒造などの技を授け、県内産業の基を築いた諸産業の神。古来より皇室を始め歴代の幕府・武将の尊崇篤く、今も「おやひこさま」の敬称にて広く崇敬されている。現在の社殿は明治末の大火後、大正5年(1916)に再建された。
- 「弥彦駅」から徒歩16分