「ちひろの生まれた家」記念館
古い町並みが残る一角に静かに佇む古い町家がある。絵本画家いわさきちひろが生を受けた場所だ。母の岩崎文江が武生(現越前市)の女学校の教師として赴任し、この家の離れに下宿。雪の降る朝にちひろが誕生したという。館内では、ちひろの母・文江が暮らした大正時代の趣を復元しているほか、ちひろの東京の自宅に設けられていたアトリエも再現している。ギャラリーでは季節毎にちひろ作品の企画展を開催。平成29年(2017)9月には、絵本ライブラリーなどを備えた別館がオープン。ちひろの世界で穏やかなひと時を過ごすことができる。
- 「武生駅」から徒歩9分/「たけふ新駅」から徒歩13分