
永山古墳
仁徳天皇陵古墳の北西、50mほど離れた位置にある前方後円墳。前方部を南に向け、盾型の周濠に囲まれた墳丘の全長は100m、後円部の径63m、高さ10.3m、前方部の幅68.5m、高さ10.3m。3段に築かれた墳丘には葺石と埴輪があり、西側のくびれ部には造出しがある。築造は5世紀前半。主体部の構造や副葬品などは不明だが、百済の王仁の墓との伝承もある。墳丘は宮内庁が仁徳天皇陵の陪塚として管理しており、世界遺産「百舌鳥・古市古墳群」の構成資産の一つ。周濠は堺市指定史跡でもある。
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