
鬼ノ城
標高397mの鬼城山[きのじょうざん]の頂上付近に築かれた古代山城の遺跡。百済[くだら]の王子・温羅[うら]の砦だったという伝説があり、昔話『桃太郎』は、吉備の国開拓の祖神とされる吉備津彦命が悪行を重ねていた鬼ノ城に住む温羅を征伐した温羅退治伝説がルーツだと伝えられている。約2.8kmにも及ぶ石垣や土塁の城壁に取り囲まれた約30万平方mの城内には、建物の礎石や鍛冶場跡、溜井(水汲み場)跡などが残り、西門と角楼が復元されている。国指定史跡。
- 岡山県総社市
2025年07月28日 21時00分発表天気情報提供元:ウェザーニュース
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標高397mの鬼城山[きのじょうざん]の頂上付近に築かれた古代山城の遺跡。百済[くだら]の王子・温羅[うら]の砦だったという伝説があり、昔話『桃太郎』は、吉備の国開拓の祖神とされる吉備津彦命が悪行を重ねていた鬼ノ城に住む温羅を征伐した温羅退治伝説がルーツだと伝えられている。約2.8kmにも及ぶ石垣や土塁の城壁に取り囲まれた約30万平方mの城内には、建物の礎石や鍛冶場跡、溜井(水汲み場)跡などが残り、西門と角楼が復元されている。国指定史跡。
総社市まちかど郷土館は、明治43年(1910)に建築された旧総社警察署の建物で、市内唯一の明治洋風建築。多角形の楼閣風の入り口が明治の雰囲気を漂わせている。平成18年(2006)には有形登録文化財にも選ばれた。一階には歴史が一目でわかる「歴史コーナー」や古民具が、二階には備中売薬や阿曹の鋳物、い草・畳表など、明治から昭和に栄えた伝統産業が展示されており、特に売薬関連の資料は国内屈指の資料数を誇る。
室町時代の画聖雪舟が幼い頃に修行し、涙でネズミの絵を描いたという伝説で有名。境内には禅宗式の七堂伽藍が完全な形で残されており、特に岡山県下で2番目に古い三重塔は南北朝時代の様式を今に伝える貴重なもので、国の重要文化財に指定されている。