広村堤防
安政元年(1854)に発生した安政南海地震の際、広村に帰郷していた濱口梧陵は火をつけた稲むらを目印に村人を避難させた。梧陵の行動に基づいた話は、昭和12年(1937)から約10年間、防災教材「稲むらの火」として小学校の国語の教科書に掲載されていた。津波被害を受けた村を見た梧陵は、津波に備えるために私財を投じて防潮堤を完成させた。梧陵が築いた広村堤防により、広川町は昭和の南海地震による津波被害から免れることができた。
- 和歌山県広川町(和歌山県)
- 湯浅駅
2025年12月12日 00時00分発表天気情報提供元:ウェザーニュース
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安政元年(1854)に発生した安政南海地震の際、広村に帰郷していた濱口梧陵は火をつけた稲むらを目印に村人を避難させた。梧陵の行動に基づいた話は、昭和12年(1937)から約10年間、防災教材「稲むらの火」として小学校の国語の教科書に掲載されていた。津波被害を受けた村を見た梧陵は、津波に備えるために私財を投じて防潮堤を完成させた。梧陵が築いた広村堤防により、広川町は昭和の南海地震による津波被害から免れることができた。
広川町出身で津波の被害から村人を救った濱口梧陵の功績を紹介する濱口梧陵記念館と、津波被害と防災が学べる津波防災教育センターからなる施設。記念館には貴重な資料を展示。津波防災教育センターでは、津波の恐ろしさが体感できる。徒歩3分の距離に、国指定史跡の広村堤防がある。
「有田みかん」の産地で知られる有田地方にある広川町は、一年中温暖な気候に恵まれ、果樹栽培に適した地。甘さと酸味のバランスが絶妙なブライトウェルや、実が大きく果肉が柔らかいフェスティバルなど、10品種1200株を超すブルーべリーを栽培。1株ずつの単独でポット栽培しているため、病害虫の発生も少なく、専用シートを敷くことで歩きやすくなっている。6月初旬~7月下旬のブルーベリー摘み取り体験は食べ放題なので、大きくて甘い実をお腹いっぱい食べられる。おみやげ付きだが、直売所で販売も。事前予約を。