
「太田古朴が見た山里の文化財―高野山麓・細川八坂神社の仮面群―」 チラシ
令和5年発見の細川八坂神社の仮面を初公開
奈良県吉野町出身で、在野の立場で仏像を愛し地域に埋もれた文化財の継承に貢献した仏像研究家の太田古朴。企画展では、古朴の代表的な仏像修理と研究の事例を紹介し、その学術的意義を再評価するとともに、昭和52年に調査と仏像修理を行った和歌山県高野町細川地区の文化財を紹介。細川八坂神社の仮面群は、室町時代前期に遡る一具同作の翁系面4面(翁・三番叟・父尉・延命冠者)を含む重要なもので今回が初公開となる。