第30回平櫛田中賞受賞作《つづら折りの少女 その4》2021
彫刻界を刺激し続ける棚田氏の作品を紹介
平櫛田中(1872~1979)が数え100歳の時に自ら創設した平櫛田中賞。彫刻界の発展を目的としたこの賞は多くの優れた彫刻家たちに贈られ、日本を代表する彫刻賞として認知されている。このたびは第30回平櫛田中賞受賞を記念して、棚田康司氏の作品展を開催。木彫における伝統性と現代性を高いレベルで融合させたその作品は常に彫刻界を刺激し続けている。初期から最新作までの自選作品約25点を展示する。