傳右衛門(伊藤商店)
創業文政年間より代々守り続けた蔵。傳右衛門は桶と蔵に住み着いた醸造に適する菌を我が蔵の家宝として、代々大切に守り続けてきた。傳右衛門は屋号吉野屋傳右衛門として、江戸時代より尾張の国大足村にて造り酒屋を営み、日出山の銘柄で六百六十石ほど酒造りをしていた。その酒造技術を活かした繊細な造りで味噌、たまりを完成させた(石高は天保期「尾張の国酒造米高帳」より)。傳右衛門は、国産大豆と天日塩を使って桶に仕込み、三年間熟成させて、無添加の体にやさしい製品として出荷している。
- 駐車場
- 駅から近い