2021年3月13日(土)に実施されるJRグループのダイヤ改正を中心に、主な改正情報についてご案内します。
T O P I X
- JR・私鉄各社が終電時刻繰り上げや列車本数の減便を実施
- 変化する鉄道利用状況への対応や夜間の作業時間確保のため、首都圏・近畿圏の在来線などで、終電時刻の繰り上げ、初電時刻の繰り下げ、在来線の減便を実施
※駅探の対応状況についてはダイヤ改正履歴をご確認ください。
- 東北・上越新幹線の上野〜大宮間で最高速度が向上
- 東北・上越新幹線は上野〜大宮間の最高速度が110km/hから130km/hに向上し、同区間の所要時間が最大1分短縮
- 「のぞみ」の一部で所要時間が短縮
- 東海道・山陽新幹線「のぞみ」の一部で東京〜新大阪間が3分短縮され、所要時間2時間27分で運転
JRの改正情報
JR東日本
終電時刻繰り上げ、運転本数見直し、新幹線の所要時間短縮など
- 在来線
- 首都圏主要路線の終電時刻を繰り上げ
- 首都圏主要路線の一部で初電時刻を繰り下げ
- 東海道線
- 日中の下り熱海行きは、運転間隔および平塚〜小田原間の運転本数を見直し
- 早朝の国府津始発・宇都宮行きが小田原始発になり、夕方の通勤時間帯に下り小田原行き普通列車を増発
- 平日の通勤快速は運転を取りやめ、「快速アクティー」として運転
- 湘南新宿ライン
- 朝の通勤時間帯は車両を15両編成に統一
- 鶴見線
- 鶴見行き最終電車の時刻が見直され、京浜東北線大宮方面への乗り換え時間が拡大
- 中央快速線・青梅線
- 平日夕方通勤時間帯の直通運転を一部見直し
- 中央本線
- 特急「あずさ」「かいじ」から普通列車への乗換時間が短縮
- 武蔵野線
- 府中本町発・東所沢行きの一部を運転取りやめ
- 宇都宮線・高崎線
- 宇都宮線の通勤快速は「快速ラビット」に、高崎線の通勤快速は「快速アーバン」にそれぞれ統一
- 23時台上野始発の一部下りが東京始発に変更となり、上野東京ラインの運転時間帯を拡大
- 常磐線
- 普通列車の運転本数、運転時刻が見直されるとともに、日中の一部時間帯は原ノ町、仙台の始発時刻を統一
- 仙台空港アクセス線
- 朝夕夜間は概ね30分間隔、日中は概ね20分間隔で運転
- 現行3往復の「快速列車」のうち、2往復を各駅停車に変更
- 東北上越新幹線
- 上野〜大宮間で最高速度が130km/hに向上し、所要時間が最大1分短縮
- 上越新幹線「とき(Maxとき)」「たにがわ(Maxたにがわ)」のうち新たに12本をE7系で運転
- 朝通勤時間帯の「たにがわ」は東京着時刻を利用の多い7時台に見直し、行先を上野から東京に変更
- 東北新幹線の「はやぶさ37号(東京16:28発新青森行)」および「はやぶさ20号(新青森11:20発東京行)」は運転を取りやめ
- 上越新幹線の「たにがわ473号(上野18:52発高崎行)」は土休日の運転を取りやめ平日のみ運転
- 特急列車
- 特急「踊り子」はE257系リニューアル車両に統一され、新たな着席サービスを導入。また一部列車の停車駅を変更
- 特急「湘南」(東京新宿〜平塚小田原)がE257系リニューアル車両で運転開始
- 「湘南ライナー」「おはようライナー新宿」「ホームライナー小田原」は運転を取りやめ
- 特急「成田エクスプレス」は高尾〜八王子間の運転を取りやめ、八王子〜成田空港間で運転
- 特急「あかぎ」は土休日の全列車が北本、鴻巣に停車し、平日の「スワローあかぎ」と停車駅を統一
- その他
- 奥羽本線の秋田〜土崎間に新駅「泉外旭川(いずみそとあさひかわ)」が開業
- 水郡線の袋田〜常陸大子間が運転再開(台風19号の影響で2019年10月より運休)
JR北海道
利用状況の変化にあわせたダイヤの見直しなど
- 北海道新幹線
- 東北新幹線上野〜大宮間の最高速度引き上げにより、所要時間が1分短縮され、「はやぶさ」3本(下り2本、上り1本)を3時間57分で運転
- 北海道新幹線と接続する「はこだてライナー」2本の時刻が見直され、東京〜函館間の所要時間が1分短縮
- 特急列車
- 特急「北斗23・24号」 は運転取りやめとなり、「北斗5・14号」は閑散期(1. 4・10・11月)の水・木運休
- 特急「カムイ9・28・29・42号」は土休日運転 (お盆や年末年始などは平日運転もあり)
- 札幌圏では、快速「エアポート」の一部が土休日運休となるほか、日中〜夜間の一部普通列車を運転取りやめ
- その他
-
以下の駅が廃止
函館本線「伊納」
宗谷本線「南比布」「北比布」「東六線」「北剣淵」「下士別」「北星」「南美深」「紋穂内」「豊清水」「安牛」「上幌延」「徳満」
石北本線「北日ノ出」「将軍山」「東雲」「生野」
釧網本線「南斜里」
JR西日本
終電時刻繰り上げ、利用状況の変化にあわせたダイヤの見直しなど
- 在来線
- 主要路線の終電時刻を繰り上げ
- 山陽新幹線(東海道新幹線)
- 東京20〜21時台発の下り「のぞみ」3本と東京21時台着の上り「のぞみ」1本は、所要時間が東京〜新大阪間で3分短縮(2時間27分)
- 定期列車のうち、東京〜新大阪を2時間27分で運転する「のぞみ」が11本増発。
- 広島福山からの始発「のぞみ88号」は、東京着が6分繰り上がり9時台に到着
- 岡山西明石への最終「のぞみ113号」および姫路新神戸への最終「のぞみ115号」は、新大阪より先の到着時刻は現行のまま東京発時刻を3分繰り下げ
- 北陸新幹線
- 「かがやき」「はくたか」は、上野〜大宮間の最高速度が130km/hに向上し、所要時間が1分短縮
- 「つるぎ」の一部列車で運転日を見直し
- 特急列車
- 特急「はるか」、特急「びわこエクスプレス」は新たに南草津に停車し、山科への停車回数が増えるとともに、朝の通勤時間帯は概ね40分間隔、夕方の通勤時間帯は概ね30分間隔で運転
- 特急「くろしお」のうち白浜発着の全列車が箕島藤並湯浅南部に停車
- 「サンダーバード」「くろしお」「こうのとり」「きのさき」の一部列車が金土休日を中心とした運転となり、「はるか」の一部は当面の間、運転取りやめ
- 特急「はしだて」の運転時刻変更により、京都から天橋立へ乗り換えなしで朝10時台に到着
JR九州
終電時刻繰り上げ、利用状況の変化にあわせたダイヤの見直しなど
- 鹿児島本線、福北ゆたか線、豊肥本線、久大本線、日豊本線、指宿枕崎線
- 博多、大分、熊本、鹿児島中央発の終電時刻を繰り上げ
- 九州新幹線
- 「つばめ」のうち博多〜熊本間を運行する13本が運転取りやめとなり、一部運転区間を延長
- 「さくら」のうち博多〜熊本間を運行する2本が運転取りやめとなり、一部を各駅停車に変更
- 「みずほ609号・613号」の2本が新たに久留米に停車
- 特急列車
- 特急「ソニック」が臨時列車12本を増発
- 特急「かもめ」のうち1本が運転が取りやめとなり、3本が臨時列車として増発
私鉄の改正情報
東京メトロ
終電時刻繰り上げ、利用状況に合わせた運転本数のシフトや増発など
- 全線
- 終電時刻を繰り上げ
- 銀座線
- 浅草〜渋谷間は、平日7時台と17時前後を各1往復シフトに変更
- 丸ノ内線
- 池袋〜荻窪間は、平日7時台と16時台を各1往復シフトに変更
- 東西線
- 西船橋〜中野間は、平日7時前後を1本シフトに変更し、15時台から17時台に1往復増発
- 千代田線
- 北綾瀬〜代々木上原間の平日5時台と代々木上原〜綾瀬間の6時台に各1本が増発。代々木上原〜綾瀬間は16時台に1本増発
- 半蔵門線
- 渋谷〜押上間は、平日15時台から16時台を2往復シフトに変更
西武鉄道
終電時刻繰り上げ、特急の増発、駅名の変更など
- 全線(山口線・多摩川線を除く)
- 上り下りとも終電時刻を繰り上げ
- 池袋線・西武秩父線
- 平日は秩父鉄道との直通運転を取りやめ
- 特急の飯能〜西武秩父間は、金曜(平日)夜の延長運転を取りやめ
- 池袋線
- 平日の飯能行終電後に特急飯能行(池袋0:00発・むさし55号)を増発
- 新宿線
- 平日の本川越行終電後に特急本川越行「小江戸53号(西武新宿23:54発・高田馬場23:57発)」を運転
- 山口線
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以下の駅名を変更
「遊園地西」→「西武園ゆうえんち」
「西武遊園地」→「多摩湖」
東武鉄道
終電時刻の繰り上げなどに伴う変更、TJライナー増発など
- 東武スカイツリーライン、大師線、東上線
- 終電時刻を繰り上げ
- 終電時刻の繰り上げに伴い、平日22時以降の一部列車が運転時刻変更
- 東武スカイツリーライン・日光線
- 「リバティけごん208号」浅草行きは新栃木発から春日部発(平日6:49発、土休日6:51発)に変更となり、「リバティけごん253号」新栃木行き(浅草22:49発)は運転を取りやめ
- 東上線
- 「TJライナー」は上りの森林公園〜池袋間で平日2本増発
- 伊勢崎線
- 土休日の上り列車のうち1本の運転区間が久喜行きから東武動物公園行きに変更
小田急電鉄
終電時刻の繰り上げと一部の初電繰り下げに伴う変更
- 全線
- 終電時刻の繰り上げに伴い22時以降の一部列車の運転時刻を変更
- 一部の初電時刻繰り下げに伴い、早朝の一部列車の運転時刻を変更
東急電鉄
利用状況の変化にあわせたダイヤの見直しなど
- 全線(こどもの国線を除く)
- 終電時刻を繰り上げ
- 田園都市線
- 平日、土休日ともに日中時間帯の1時間における運転本数が見直され、上りは急行3本、準急3本、各停6本、下りは急行6本(うち大井町行き3本)、準急3本、各停6本に変更
- 平日17時台の下りは急行5本、各停12本に変更
- 大井町線
- 平日、土休日ともに日中時間帯の1時間における運転本数が見直され、下りは急行3本、各停9本に変更
- 池上線・東急多摩川線
- 平日、土休日ともに雪が谷大塚発五反田行き始発列車が5:00発から4:59発に変更
- 平日10:30〜15:30の運転間隔が7分〜8分間隔に変更
- 平日夜間において、池上線の運転本数と行先、東急多摩川線の運転本数がそれぞれ変更
- 世田谷線
- 平日、土休日ともに下高井戸発三軒茶屋行き始発が5:13発から5:11発に変更
- 平日7時台の上町発下高井戸行きが1本増発され、上町発三軒茶屋行き1本が下高井戸発三軒茶屋行きに変更
- 平日の日中は運転間隔が7分〜8分間隔へ変更
- 平日22時台の下高井戸行きが6本に変更。平日21時台の三軒茶屋行きは7本に変更
- 東横線
- 平日6時台の特急上り横浜〜渋谷間は所要時間が1分短縮
- 田園都市線
- 平日6時台中央林間始発の準急1本が急行に変更され、7時台中央林間始発の準急が5本に増発
京急電鉄(3月27日ダイヤ改正実施)
終電時刻繰り上げ、列車の増発など
- 全線(大師線を除く)
- 終電時刻を繰り上げ
- 運休していた日中時間帯の品川〜京急蒲田間が他の区間と同様に10分間隔で運転再開
- 特急 神奈川新町行きは泉岳寺23:48発神奈川新町行きが増発
- エアポート急行 神奈川新町駅行きは羽田空港第1第2ターミナル23:48発神奈川新町行きが増発
- 座席指定ウィングサービス
- 平日朝の金沢文庫〜品川間で、5月6日(木)より「モーニング・ウィング3号」が12両編成で運行
京王電鉄
終電時刻の繰り上げに伴う変更など
- 京王線(競馬場線を除く)・井の頭線
- 平日・土休日ともに終電時刻の見直しを中心とした変更を実施
※動物園線は土休日ダイヤの一部で運行間隔、発着番線を変更
東京都交通局
終電時刻繰り上げ、土休日ダイヤの一部列車で行先変更
- 三田線
- 終電時刻繰り上げおよび一部列車の行き先変更
- 新宿線
- 本八幡7:20発の急行多摩動物公園行きが急行笹塚行きに変更
阪神電車
阪急電鉄
掲載内容以外の改正および駅探の対応状況については、以下の「ダイヤ改正履歴」をご確認ください。
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2021年3月11日現在
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