ブランド買取の流れややり方を方法別に徹底解説!

ブランド買取を利用する際は、どんな流れで査定をおこなうのか事前に知っておくことで、思わぬトラブルを防げます。

この記事では、ブランド買取を利用する流れを出張・宅配・店頭買取ごとにそれぞれまとめました。

トラブルを防ぐコツも紹介しているので、ブランド買取を初めて利用する人は参考にしてください。

ブランド買取の業者を絞る

選び方
  • ブランド品の買取方法
  • 買取金額やお金を受け取るタイミング
  • サービスやシステム

ブランド買取を利用する際は、まずは買取方法を決めてから、業者を絞り込みます。

目の前で査定をしてもらいたい場合は、店頭または出張買取を選びましょう。

即日でお金が必要な場合は店頭買取、査定してもらいたいブランド品がたくさんある場合は、出張買取が適しています。

業者に会わずに自宅で査定を完了させたい場合は、宅配買取がおすすめです。

宅配買取でも、大手であれば販売ルートが豊富なため高値で買い取ってくれることが期待できます。

買取方法が決まったら、3社ほどで査定してもらい、最も条件の良かった業者と契約を結びます。

出張・宅配買取の場合は、出張費や送料がかからないかどうかも重要です。

ブランド買取業者の選び方について詳しくは、以下にまとめているので、あわせてご覧ください。

【出張買取】申し込みからブランド買取までの流れ

出張買取とは、日程を決めて業者を家に呼び、目の前で査定・買取をしてもらう方法です。

一度にたくさんの商品を買取してもらえる上に、追加で査定してほしい物が見つかった場合も対応してもらえます。

ただし、あらかじめ査定日時を決める必要があるため、予定が変わりやすい人には向きません。

出張買取は、査定してほしいブランド品が多い人や、店頭まで出向くのが面倒な人におすすめです。

出張買取を利用する流れは、業者のサイトから予約申し込みをおこない、訪問日までに査定の準備をしておきます。

当日は査定が完了するのを待ち、金額に納得できたら現金を受け取るだけです。

出張買取の流れを詳しく解説します。

出張買取の申し込み

引用元:なんぼや

出張買取に申し込む前に、お住まいの地域が買取対象エリアかどうか確認しておきましょう。

エリア外の場合、そもそも出張買取をしてもらえません。

出張買取では、査定士が家に上がります。

男性が家に上がることに抵抗がある場合は、女性査定士を指名できるかどうかも確認しておきましょう。

業者によっては、小物の出張買取には非対応の場合もあります。

小物を売りたい場合は、対応している業者を選びましょう。

出張買取の申し込み画面では、氏名・住所・連絡先・希望日時・相談内容を入力します。

査定を希望する商品の種類や数を記載しておくと、やり取りがスムーズにおこなわれるのでおすすめです。

複数社に査定を申し込む場合は、査定日をずらすと慌ただしくならずに済みます。

同一日に複数社の査定を受けたい場合は、時間をずらして予約を取りましょう。

査定士が訪問する前に準備をしておく

準備しておくもの
  • ブランド品
  • 付属品
  • 身分証明書

査定予約が完了したら、当日までに査定の準備をしておきましょう。

売りたいブランド品はできるだけ綺麗にしておくと、査定額が上がる可能性があります。

ギャランティカードや箱などの付属品も、査定額が上がる要素の一つのため、探しておくのがおすすめです。

査定当日は、本人確認書類を提示する必要があります。

マイナンバーカード・免許証・パスポート・保険証などを、用意しておきましょう。

査定士が自宅に訪問し査定をする

査定日当日になったら、査定士が自宅に訪問し、査定をおこないます。

一般的には、社名が入っていない普通車で訪問してくれるため、ご近所などにバレたくない場合も安心です。

業者によっては、玄関先で査定をおこなってくれます。

家へ上がられるのに抵抗がある場合は、玄関先での査定に対応している業者を選びましょう。

査定は、ブランドの確認・付属品のチェック・商品の損傷チェックの流れでおこなうのが一般的です。

全体の使用感はもちろん、金属部分の傷やロゴの状態まで細かくチェックされます。

希望の買取金額などがある場合は、この段階で交渉してみましょう。

業者側の手間が多い出張買取では、買取数が多いほど嬉しいため、売る商品を増やすと交渉が成功しやすい傾向にあります。

査定金額に納得したら売買契約

査定金額に納得できた場合は、売買契約を結びましょう。

他社との相見積もりで比較したい場合は、一旦キャンセルをして構いません。

契約を結ぶ際は、氏名・住所・電話番号などの署名が必要です。

免許証・保険証・パスポートなどの身分証明書も、一緒に提示してください。

その場で現金を受取る

売買契約が成立したら、その場で現金を受け取ります。

渡された金額に間違いがないか確認して、問題がなければ査定・買取完了です。

業者によっては、手渡しではなく振込で買取金を支払う場合もあります。

即現金払いに変更してくれる業者が多いですが、その場でお金を受け取りたい場合は可能かどうか前もって確認しておきましょう。

【宅配買取・郵送買取】申し込みからブランド品買取までの流れ

宅配買取とは、売りたいブランド品を自分で梱包・発送し、業者に査定してもらう方法です。

業者と会わずに査定が完了する上に、地域関係なく利用できるため、近くにブランド買取店がない場合でも大手買取店に依頼できます。

ただし、自分で梱包する手間がある点と、他の買取方法よりも査定に時間がかかる点がデメリットです。

店舗に直接出向くのは面倒なものの、業者を家に呼ぶのに抵抗がある人には、宅配買取が適しています。

宅配買取を利用する際は、まずサイト上から申し込みをおこない、必要な物を準備しておきましょう。

後は、ブランド品を梱包・発送し、査定完了の連絡を待つだけです。

査定金額に納得できた場合は、売買契約を結び、買取金を振り込んでもらいましょう。

宅配買取の流れを詳しく解説します。

宅配買取業者に買取の申し込み

引用元:ギャラリーレア

宅配買取業者は、無料サービスの多さで選びましょう。

査定する商品の送料や、金額に納得できなかった場合の返送料が無料だと、余計な費用がかからずに査定できます。

宅配買取を利用する際は、まずは宅配買取キットの申し込みをおこなうのが一般的です。

申し込む際には、氏名・連絡先・住所・宅配キットの希望サイズなどを、入力する必要があります。

必要なものを準備しブランド品を送る

宅配キットの内容
  • 返送用の段ボール
  • 梱包材
  • 申込書
  • 着払い伝票(送料無料の業者のみ)

宅配キットが届くまでの期間は、業者によって異なりますが、1~2日ほどが目安です。

宅配キットが届いたら、売りたいブランド品を梱包していきましょう。

壊れやすいものは、とくに厳重に梱包してください。

ギャランティカードや箱などの付属品がある場合は、一緒に梱包しましょう。

返送用の段ボールに、商品・申込書・身分証明書のコピー(免許証・保険証・パスポートなど)を入れたら、発送をおこないます。

業者によっては、身分証明書をサイト上にアップロードする場合もあるため、事前に確認しておきましょう。

発送が完了したら、後は査定完了の連絡を待つだけです。

査定

買取業者にブランド品が到着したら査定を行います。

発送から査定完了までの期間は、業者によって異なりますが、一般的には商品到着後1~3日ほどで完了します。

査定結果の連絡

査定結果の連絡は、電話またはメールで届きます。

他の業者の査定も受けたい場合は、この段階でキャンセルをし、商品を返送してもらいましょう。

ただし、業者によっては返送料がかかるため、ご注意ください。

金額に納得したら契約後に振り込み

査定金額に納得できた場合は、売買契約を結びましょう。

事前に身分証明書を提示しているため、契約の際に改めて用意する物はとくにありません。

一般的には、契約完了後、即日または翌営業日に買取金が振り込まれます。

【店頭買取】ブランド品持ち込みから買取までの流れ

店頭買取とは、店舗へブランド品を持ち込み、その場で査定・買取してもらう方法です。

思い立ったタイミングで査定してもらえる上に、即日で買取金を受け取れます

ただし、査定してもらいたいブランド品が多い場合は、持って行くのが大変な点がデメリットです。

また、ブランド品を専門に扱う買取店では無い場合、適正な価格をつけてもらえない可能性もあります。

すぐにお金が必要な場合や、査定士へ質問・交渉などをしたい人には、店頭買取が適しています。

店頭買取を利用する流れは、必要なものをすべて揃えて店舗へ行くだけです。

査定結果が出たら、必要に応じて金額交渉をし、納得できた場合は現金を受け取りましょう。

店頭買取の流れを詳しく解説します。

付属品や必要なものを揃えて店舗に行く

持ち物
  • 売りたいブランド品
  • 付属品(ギャランティカード・箱など)
  • 身分証明書

店舗買取の業者は、リサイクルショップではなく、ブランド品を専門に扱っているところを選びましょう。

ブランド専門店であれば、商品価値をきちんと理解しているため、適正価格で査定してもらえます。

業者選びに悩んだ際は、大黒屋など大手の業者にするのがおすすめです。

大手は販売ルートも多いため、高値で買い取ってくれやすい傾向にあります。

どの業者に査定してもらうか決めたら、最寄りの店舗を検索し、持ち物を揃えて出向きましょう。

身分証明書として認められるものは、免許証・保険証・パスポートなどです。

ただし、保険証など写真が付いてない身分証明書は、公共料金の領収書も必要となる場合があります。

対応は業者によって異なるため、事前にサイトで確認しておきましょう。

査定・交渉

店舗に到着したら、ブランド品を査定に出し、結果が出るまで待ちます。

査定にかかる時間は、商品数や混雑状況によって変わりますが、5~10分ほどが目安です。

店舗へ行く前に電話をしておくと、待ち時間が少なくなる場合もあります。

買取の希望金額がある場合や、他社との相見積もりをしている場合は、この段階で交渉をおこないましょう。

他社での見積もり価格を伝えると、より高い金額を提示してくれる可能性があります。

金額に納得できたら売買契約

査定金額に納得できた場合は、住所や電話番号などの署名をして、売買契約を結びます。

複数店舗で査定をおこないたい場合は、一旦商品を引き取ることも可能です。

買取をキャンセルする場合でも、キャンセル料はかからないため、安心してください。

明細を確認して現金を受取る

契約が成立したら、明細を確認して、その場で現金を受け取ります。

渡された金額に間違いがなければ、査定・買取完了です。

注意点として、買取金額が100万円を超えるような高額の場合は、振込での支払いになる場合があります。

高額商品を査定に出す場合は、念のため振込先を控えておきましょう。

ブランド品買取の際のトラブルを防ぐコツ

ブランド買取を利用する際は、下調べをきちんとしておかないと、トラブルが起きてしまいがちです。

業者ごとの買取価格や実績、キャンセル可否や条件を確認し、トラブルを防ぎましょう。

宅配買取を利用する場合は、送料と返送料をチェックしておくことも大切です。

それぞれ詳しく解説します。

宅配買取の場合送料と返送料をチェックしておく

宅配買取を利用する際は、各業者の送料と返送料をチェックしておきましょう。

複数業者で相見積もりをする場合、返送料のぶんだけ損をしてしまいます。

また、悪質な業者の場合はキャンセルの返送料が高額になってしまうトラブルに繋がりかねません。

できれば、送料・返送料ともに無料の業者に絞って、査定してもらいましょう。

買取価格や買取実績を事前に調べておく

ブランド買取を利用する際は、複数業者のサイトを事前に確認し、買取価格や買取実績を調べておくのも大切です。

事前に買取価格を調べることで、ブランド品の相場がわかるため、明らかに安い価格を提示された場合もすぐに気づけます。

買取価格が高く、実績も豊富な業者が見つかったら、査定の候補に入れておきましょう。

実績が豊富な業者は、商品の目利きにも長けており、適正価格で買い取ってもらえる可能性が高いからです。

キャンセルの可否や条件を把握しておく

ブランド買取を利用する際は、キャンセルの可否や条件も事前に確認しておきましょう。

キャンセル可能なタイミングは、業者によって異なる場合があります。

一般的には、査定金額が出たタイミングまでは、キャンセル可能です。

出張・宅配・店頭買取のいずれも、キャンセルの旨を伝えれば対応してもらえます。

ただし、売買契約が成立してからのキャンセルは、基本的に不可のためご注意ください。

買取の契約をする際は、金額や買取商品に間違いがないか、入念にチェックしましょう。

例外として、出張買取の場合は、契約成立から8日以内はクーリングオフが可能です。

まとめ

ブランド買取業者で査定してもらう流れは、出張・宅配・店頭買取それぞれで異なります。

まずは、どの買取方法を利用するかを決めて、業者を3社ほどに絞りましょう。

査定を依頼する業者が決まったら、各社で見積もりを出してもらい、最も条件の良い業者と売買契約を結びます。

宅配買取以外は、契約成立後のキャンセルができないため、契約内容は隅々まで確認しましょう。