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エアコン掃除のブラシは何を使う?パーツごとの掃除の方法や注意点

エアコン掃除のブラシは何を使う?パーツごとの掃除の方法や注意点

エアコン掃除をするとき、効率的に汚れを落とすにはどんなブラシを使えばよいのでしょうか。

本記事では、エアコン掃除で使うブラシについて解説します。また、ブラシの選び方や掃除の流れ、注意点、エアコンのパーツ別にどのようにブラシを使えばよいのかを詳しく説明しますので、ブラシを使ってエアコン掃除を行う際の参考にしてください。

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エアコン掃除道具の選び方

エアコン掃除をしたいけれど、どのような道具を用意したらよいのかわからないという人もいるかもしれません。ここではエアコン掃除に使う道具の選び方を詳しく説明します。

エアコンのタイプにあわせて選ぶ

エアコン掃除に使う道具は、エアコンのタイプや大きさにあわせて選びましょう。エアコンはみんな同じ大きさや仕組みではないため、タイプや大きさが違うと使えない道具もあります。

例えば、エアコンが壁掛けタイプなのか天井埋め込みタイプなのかによっても、掃除がしやすい道具が異なるため、掃除道具はエアコンのタイプにあわせて選びましょう。

使うパーツにあわせて選ぶ

エアコン掃除では、フィルターやルーバー、フィンなど、エアコンのパーツごとに使う道具が異なるため、それぞれのパーツにあわせた道具を選びましょう。

パーツごとに適した道具を使わないと、汚れが取れなかったりパーツを傷めたり、故障の原因になってしまったりする可能性があります。

例えば、フィルター掃除にはフィルターを傷つけない柔らかいブラシ、アルミでできているフィンには硬めの毛質のブラシ、シロッコファンには自由自在に曲げて隙間の汚れが落とせるブラシといったように、パーツの特徴にあわせて、ブラシの固さや素材を選ぶのがおすすめです。

エアコン掃除のブラシの使い方をパーツ別に解説

エアコン掃除を行うとき、ブラシはどのパーツに対してどのように使えばいいのでしょうか。ここでは、ブラシを使う場所と使い方について詳しく説明します。

エアコンフィルター

エアコンフィルターで使いやすいブラシ

エアコンフィルターは、ブラシを使うと汚れを落としやすいパーツです。ホコリが溜まりやすいため、まずは掃除機でホコリを吸い取ります。掃除機に取り付けられるタイプのブラシがおすすめです。

広範囲を掃除しやすい大きめのブラシや、細かい隙間にも入りやすい小さなサイズのブラシもあると便利です。

また、フィルターは傷つきやすい素材であるため、フィルターを傷つけないように、柔らかい毛でできているものがよいでしょう。

エアコンフィルターでの使い方

エアコンフィルターを掃除するときは、掃除機に取り付けて、フィルター表面のホコリを吸い取るときに使いましょう。表面をそっとなでるようにブラシを当て、ホコリを掃除機で吸い取ります。

フィルターを水洗いするときもブラシがあると便利です。掃除機で取れなかったホコリや汚れは、水で薄めた中性洗剤を使い、ブラシで軽くこすれば落とせます。

フィルターを水洗いしたあとは、タオルで挟んで水気を拭き取り、陰干しでしっかりと乾燥させましょう。

エアコンフィン

エアコンフィンで使いやすいブラシ

エアコン内部の「フィン」と呼ばれる部分は、網目状で手が届きにくいつくりになっています。そのためブラシを使って汚れをかき出すと、きれいに掃除ができます。

フィンはフィルターのすぐ奥にある薄い金属が並んでいる部分で、エアコンの熱交換をするところです。結露とカビが発生しやすい場所でもあるため、念入りに掃除しましょう。

アルミ製のフィンを掃除するときに適しているのは、毛が硬めのブラシです。詰まっているゴミやホコリをかき出しやすいものがよいでしょう。歯ブラシでも代用可能です。

エアコンフィンでの使い方

フィンを掃除するときは、ブラシは掃除機で汚れを吸い取りきれなかったゴミをかき出すために使います。

フィンはアルミでできているため、力を入れてこすると曲がったり折れてしまったり、破損したりする恐れがあるので、力をかけすぎないように注意しましょう。

エアコンシロッコファン

エアコンシロッコファンで使いやすいブラシ

シロッコファンとは、エアコン吹き出し口の奥に見える、円形のファンのことです。

シロッコファンを掃除するときは、自由自在に折り曲げられるブラシがよいでしょう。シロッコファンは円形なので、円形に対応しやすいものを使います。

シロッコファンの隙間に入るような細いブラシや、広い範囲をざっと掃除できるブラシがあると便利ですが、なければフィンと同様、歯ブラシでも代用できます。

エアコンシロッコファンでの使い方

シロッコファンを掃除するときは、そのままブラシで汚れをかき出して拭き取るか、アルカリ電解水や市販のスプレーなどで汚れを浮き上がらせたあと、ブラシでこすって汚れを取り除きます。

アルカリ電解水や市販のエアコンクリーナーは、手軽に汚れが落とせるので便利ですが、落とし切れない汚れが奥にたまってこびりついたり、濡らしてはいけない部分に水分が入ってしまったりする恐れもあります。そのため、使用するときは説明書をよく読み、注意して行いましょう。

エアコン掃除の流れ

自分でエアコン掃除をするときの流れを説明します。

パネルとカバーを取り外す

エアコン掃除をするときは、感電や事故を防止するため、必ずコンセントを抜いてから行いましょう。コンセントがついていない場合は、ブレーカーを落としてから作業を開始します。

コンセントを抜いたら、カバーやパネルをていねいに取り外し、吹き出し口のフラップも外します。

このとき、ネジやパーツをなくすと元の状態に戻せなくなってしまうため、なくさないように注意してください。落ちてきたホコリを吸い込まないよう、マスクやフェイスシールドをして作業を行うことも大切です。

養生を貼る

パネルやカバーを取り外したら、汚れ落としを始める前に養生を貼りましょう。養生シートやゴミ袋などを、テープでしっかりとエアコン周りに取り付けます。

掃除中にかき出した汚れが周りに飛んで、壁や床を汚さないようにするため、隙間なく養生して汚れをキャッチできるように準備します。

電源部分は水やクリーナーなどがかからないよう、特にしっかり養生しておくとよいでしょう。

フィルター掃除

フィルターの掃除は、まず表面から掃除機でホコリを吸い取り、掃除機で取り切れない汚れは水で洗い流しましょう。目詰まりを起こさないように注意しながら掃除してください。

水で薄めた中性洗剤を含ませたブラシを使って洗うと汚れが落ちやすいですが、ゴシゴシ洗うとフィルターが破れる恐れがあります。そのため、フィルターを洗うときは力を入れず、破れないように優しくこするのがポイントです。

フィンとシロッコファンを掃除

フィンとシロッコファンは、直接ブラシで汚れをかき出すか、アルカリ電解水やクリーナーを使って汚れを浮き上がらせてからブラシで落とします。

アルカリ電解水やクリーナーのスプレーを使う場合は、シロッコファンを回転させて全体に行き渡るのを待ってから掃除するとよいでしょう。

汚れと水分の拭き取り

ブラシを使って汚れをかき出したら、しっかりと拭き取りましょう。水分が残らないように細かいところまでよく拭いてください。

水分が残っているとカビが発生する原因になるため、届かないところはドライヤーの送風を利用して乾かしてもよいでしょう。

試運転と乾燥

エアコン内部をきれいにしたあとは、送風運転や除湿運転などを行います。カビが発生しないように、しっかりと内部を乾燥させたらエアコン掃除は完了です。

エアコン掃除時に注意したいこと

エアコン掃除を自分で行うときに注意しておきたいことを説明します。

ケガに注意

エアコン掃除は、脚立から落下したり、道具や部品で手を切ったりする恐れもあります。くれぐれもケガをしないように気を付けて掃除してください。

また、ホコリや汚れを吸い込まないように、マスクやフェイスガードを着用して行うとよいでしょう。

無理に分解しない

エアコン掃除をしていると、分解できない奥のほうやブラシが入らない隙間にも付着している汚れが気になることがあります。

しかし、エアコン内部は精密な構造であるため、無理に自分で分解して掃除してしまうと、元に戻せなくなったり、故障の原因になったりすることもあります。

分解して掃除する必要がある場合は、業者に依頼しましょう。

洗剤には素手で触らない

エアコン掃除をする際のクリーナーやスプレー、洗剤は素手で触らないようにしましょう。汚れを落とすための成分が入っているため、肌荒れやかゆみを引き起こす可能性があります。

ゴム手袋や使い捨てのビニール手袋などを使って掃除するのがおすすめです。

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エアコンをブラシで掃除する場合は適切なタイプを使う必要がある

エアコン掃除を自分で行う場合は、掃除しやすい道具があればスムーズです。特にブラシは汚れを落とすのに便利ですが、エアコンのタイプや大きさ、掃除するパーツの特徴にあったものを使用する必要があります。

適切なものを使用しないと、パーツを破損したり、傷付けて故障の原因になる可能性もあります。それぞれの用途にあったものを用意して、エアコンを傷めず、効率よく汚れを落としましょう。

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この記事の著者
駅探PICKS編集部
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