不動産会社の選び方とは。ポイントやが選び方が重要な理由を解説

不動産会社の選び方とは。ポイントやが選び方が重要な理由を解説

不動産を売却する場合、不動産会社と媒介契約を結んで仲介を利用して売却する人が大半でしょう。まれに個人間での売買を行う人もいますがトラブルが起こりやすいためできる限り不動産会社を仲介することをおすすめします。

不動産売却では主に不動産会社が売却に向けて行動するため、不動産会社選びが重要です。

そこでこの記事では、不動産会社の選び方のポイントについて詳しく解説します。信頼できる不動産会社を見つけて不動産売却を成功させましょう。

不動産会社選び方が重要な理由

不動産売却では信頼できる不動産会社を選択することが重要です。なぜ不動産会社選びが重要なのでしょうか。ここでは4つの理由を解説します。

不動産売却の成否を左右するため

不動産売却では、多くの人が不動産会社と媒介契約を結んで仲介を利用して売却を行います。仲介を利用すると、売却活動のほとんどを不動産会社が担うことになります。そのため、広告の出し方など売却活動のノウハウをしっかりと持っている優良な不動産会社を選択しておけば早く買い手をみつけることができるでしょう。

仲介ではなく買取を利用する場合でも、不動産会社選びは重要です。買取の場合は査定額がそのまま売却額になるため複数の不動産会社に査定を依頼してみてから選択するとよいでしょう。

不動産会社によって得意分野が違うため

不動産会社と一言でいっても、それぞれに得意分野があります。戸建ての売却であれば戸建て売却を得意としている不動産会社、マンションならマンション売却が得意な不動産会社というようにその会社の得意分野を見極めることも重要なポイントです。

不動産会社のHPなども参考にして、どのような物件を多く取り扱っているのかを確認してみましょう。取り扱い実績が豊富なほどノウハウを多く持っている可能性も高いため、自分が売却したい不動産の種類にあわせて不動産会社を選ぶことも必要です。

得意分野であれば売却がスムーズに進み、売却価格も希望に近い金額にすることができる可能性が高まります。

不動産会社によって仲介手数料が異なるため

不動産会社が受け取るのは成功報酬となる仲介手数料です。契約が成立してはじめて不動産会社は利益を得ることができるということになります。仲介手数料には上限が定められています。「仲介手数料=(売却価格×3%)+6万円+消費税」これが一般的な仲介手数料の算出方法です。

たとえば3,000万円の戸建てが売却できた場合は次のようになります。

(3,000万円×3%)+6万円+消費税=90万円+6万円+消費税=96万円+9万6,000円=1,056,000円

もしも売主と買主の両方を同じ不動産会社が管理していた場合、両手取引となり不動産会社は売主と買主の両方から仲介手数料をもらうことができます。

仲介手数料は上限はあるものの下限はなく、上限を超えることがなければ不動産会社が自由に決めることができます。そのため不動産会社によっては、両手取引の場合は、どちらかの手数料を無料にしていたり、半額にしていたりする場合もあります。

ただし、仲介手数料がやすいと積極的に売却活動をしてくれない不動産会社もあるため、仲介手数料の安さだけでなく信頼できる不動産会社であるかどうかの確認も怠らないようにしましょう。

中には悪徳業者がいるため

不動産会社をきちんと選ぶ理由のひとつに、悪徳業者に引っかからないためというものもあります。残念なことに、不動産会社は優良なところだけではなく、なかにはズル賢い方法で不動産を安く買い叩くような行為をする業者もいます。

たとえば、査定額を極端に高額に提示して媒介契約を結ばせ、売却活動はほどんどぜずになかなか売れないのでうちが買い取りましょうと持ちかけて、安い価格で不動産を買い取るというケースです。

ほかの不動産会社と契約していれば相場の価格で売却できたかもしれない不動産を、悪徳な不動産会社を選んでしまったばかりに損をしてしまったということになりかねません。このような事態を避けるためにも不動産会社は慎重に選ぶことが大切です。

不動産会社の選び方のポイント

不動産売却では選んだ不動産会社の対応や質で売却が成功するか否かが決まるといっても過言ではありません。そのため、不動産会社は慎重に選ぶことが大切です。ここでは不動産会社を選ぶときのポイントを紹介します。ポイントをしっかりと抑えて売却を成功に導きましょう。

大手の不動産業者にこだわらない

不動産売却ではできるだけ高額で売却したいという売主の本音が大きなポイントとなります。高額で売却するためには大手の不動産会社に売却を依頼したほうがよさそうと考えている人もいるでしょう。ただ、不動産会社は大手以外に地域密着型がある点にも注目しましょう。

不動産会社には得意分野があるため、大手だから必ず高額で売却できるという保証はどこにもありません。自分が売却したい不動産を得意としている大手不動産会社であれば可能性はありますが、得意分野ではないところに依頼してしまうと売れ残ることも考えられます。

実際のところ、不動産会社の場合は大手と中小では利用する側にとっての差はあまり大きくないといえます。不動産会社の規模よりも信頼できるかどうかという点に焦点を当てて選択することのほうが重要です。

こだわるのであれば、不動産会社が何を得意としているかという点にしたほうが賢明だといえるでしょう。

担当者の相性をチェックする

不動産売却は、場合によっては数カ月かかることもあります。その間、ずっと不動産会社の担当者とやりとりを行う必要がある点も抑えておきたいポイントです。もしも相性が悪い担当者であった場合、数カ月間も我慢して付き合い続けなければなりません。

査定を依頼したタイミングで担当者と相性があうかをチェックしておくことは重要です。不動産会社自体は信頼できるけれど、担当者との相性があわないと感じたら担当者の変更を依頼することも可能です。

不動産売却は通常でも負担の大きい作業となるため、不動産会社とのやりとりはできるだけストレスが少ない状態で行えるようにしておくことが大切です。

複数社比較する

不動産会社を選ぶ際には、複数社を比較することをおすすめします。不動産会社にはそれぞれに特徴があり、担当者もさまざまです。

よく調べずに、近所にあるから、大手だからなどといった理由だけで不動産会社を選択せず、できるだけ多くの不動産会社を比較して、自分が売却したい条件をきちんと理解して対応してくれるところをみつけることが大切なポイントになります。

まずは査定を依頼してみて、感触を掴むことからスタートしてみましょう。簡易査定の場合はあくまでも売却額の目安にはなりますが、不動産会社とやりとりを行うことで対応のよし悪しを判断する材料にはなります。

無料一括査定サイトを利用すれば、いつでもどこでも気軽に査定を依頼することが可能です。一度情報を入力することでまとめて複数社に査定を依頼できるため忙しい人でも便利に利用することができます。

複数の不動産会社を比較するなかで、信頼できると感じた不動産会社を選択すれば不動産売却でトラブルに巻き込まれる可能性も低くなるでしょう。

宅建業免許番号を調べる

不動産会社にはそれぞれに宅建業免許番号が割り振られています。これは不動産会社を開業するために必要な免許の番号です。この免許がなければ不動産会社を開業することはできません。

免許番号からわかるのは、過去の取引実績や行政処分歴などです。気になる不動産会社が出てきたら宅建業免許番号を調べてみましょう。宅建業免許番号は、複数の県に会社がある場合は国土交通省が発行しています。1つの県だけの場合はその県の知事が免許を発行します。

宅建業免許番号にかっこで示された番号が含まれます(たとえば(2)や(5)など)。これは免許を何回更新しているかがわかる数字です。更新回数が多いほど開業歴が長いということになります。ちなみに免許の更新は5年に1回なので(5)であれば25年の実績があると考えることができます。

更新回数が少ないからといって悪いわけではありませんが、数社を比較して実績が豊富な不動産会社を選択したいと思った場合には更新回数を参考にしてみるとよいでしょう。

避けたほうがよい不動産会社の特徴

不動産会社を選ぶ際に、こんな不動産会社は避けたほうがよいという事例がいくつかあります。売主がつい引っかかってしまいそうな巧妙な方法で契約を結ぼうとしてくる不動産会社もあるため、事前に手口を理解しておくことが大切です。

ここでは具体的に2つの例をあげて、こんな不動産会社は避けたほうがよいというポイントを解説します。騙されることなくスムーズに売却を成功させるためにしっかりと抑えておきましょう。

早く売却したほうがよいと急かす

不動産会社のなかにはノルマがあるところもあります。担当者が売却を急かすような場合には要注意です。自分のノルマを達成することを優先に考えて、売主のことを後回しにしている可能性があります。

少し値下げしてでも今、売っておかないと売れ残る可能性がある、早く売ったほうがよいなどというセリフが頻繁に出てくるようになったら、少し警戒するようにしましょう。

こうしたケースでは、早く売ったほうがよいと考える根拠の説明を求めてみます。根拠に正当性があり納得できるものであればよいですが、曖昧で納得できない理由であれば担当者を変えてもらったり、店長などに相談してみたりするのもひとつの方法です。

不動産の売却は売主と買主が主体でなければなりません。この点を忘れて自分のノルマ達成だけを考えるような担当者はこちらから回避することも必要です。

異常に高い査定額を提示する

不動産売却を検討するなかで、いくつかの不動産会社に査定を依頼するでしょう。査定では、できるだけ高額で売却したいと考える売主の気持ちにつけ込んでくる悪徳な不動産会社に出会うこともあるので要注意です。

たとえば、ほかの不動産会社よりも極端に査定額が高い不動産会社は要注意です。簡易査定はあくまでも売却額の目安を示すものであり、基本的には近隣不動産の相場を参考にして算出されます。そのため、ほかの不動産会社と比較して極端に高額な金額を出してくるにはそれなりの理由があると考えましょう。

本当にその金額で売却できるだけの根拠がある不動産会社であれば問題はありません。まずは高額な査定額となった根拠を確認しましょう。この土地は数年後に必ず値上がりするなど根拠を示さずに価格の話ばかりをする不動産会社は注意が必要です。

本当に数年後に根が上がりするだけの理由があるのであれば、ほかの不動産会社も同等の金額を出してくるでしょう。たとえば、数年後に近隣に大きなショッピングモールができる、大きな道路が通るなどの計画が公表されているのであれば値上がりの可能性は充分にあるでしょう。

理由もないのに高額な査定額を提示してくるのは、売主に自社と媒介契約を結ばせたいという意図があるからです。高額な査定額で売主を引き付けておいて、結果的に不動産が売れ残ると安い価格で買い叩くというのが悪徳業者の手口です。

こうした悪徳業者を回避するためにも、査定を依頼する前に事前に自分で近隣不動産の相場を調査しておくこともおすすめします。

まとめ

不動産売却はできるだけスムーズに、そして希望の売却価格で売却できるようにしたいものです。そのためには事前の準備が重要となります。

自分で周辺不動産の相場を調査しておくこともそのひとつです。何も知識がない状態で適当に選んだ不動産会社に査定を依頼してそのまま媒介契約を結んでしまうと後悔することもあります。

不動産売却は不動産会社選びの段階からすでにスタートしていると考えましょう。優良で相性のあう担当者がいる不動産会社を選ぶことで不動産売却を成功に導くことができます。

不動産会社には得意分野があるため、過去の取引実績などもしっかりと確認しておきましょう。

不動産会社を選択する場合は、口コミやWebサイト以外に査定の際の対応も参考にすることをおすすめします。一括無料査定サイトなら一度の情報入力で複数の不動産会社に査定を依頼することができるため、忙しい人でもまとめて不動産会社を比較できて便利です。