遠州人の心意気を感じる、勇壮・華麗な「火のシャワー」
諏訪神社奉納煙火(遠州新居手筒花火)
江戸享保年間より続く「東海道の奇祭」。威勢のいい掛け声とともに男衆が抱える手筒から夜空に火柱が噴き上がる。降りしきる火の粉の中で乱舞するさまは、まさに勇壮そのもの。一度に数十本もの火柱が上がり、夜空を焼きつくすかのような勢いだ。ハネ粉を入れないため、最後に花火の底が抜けないのが特徴で、筒を抱えたまま自由に練り歩くことができる。中でもほら貝のリズムで次から次へと点火していく「猿田彦煙火」は必見(26日)。かつては東海道新居宿の西町から諏訪神社まで、手筒花火を出しながら練り歩いたが、現在は保安距離などの関係で広い会場で行われている。
スポット情報
開催日 | 2014年7月25日・26日 |
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時間 | 19:00〜21:00 |
荒天時 | 小雨決行、荒天時は中止 |
打ち上げ数 | 2000本(手筒花火を2日間で) |
人出 | 2万人(2日間で) |
トイレ数 | 仮設1ヶ所 |
交通規制 | あり(両日とも17:00〜21:30、会場周辺) |
お問い合わせ先 | 湖西市商工観光課 053-576-1230 |
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