律令国ごとに鎮座する「総社」の1つで、常陸国(現茨城県)の神々を祀る。国指定史跡「常陸国府跡」に隣接する高台に約1000年前に鎮座したのが始まり。中世には鎌倉将軍家をはじめ武家の崇敬を受けた。最重要の祭りである「例大祭(石岡のおまつり)」には江戸から明治時代にかけて石岡市内の様々な祭りの要素が取り入れられ、市民が「関東三大祭」と豪語する賑やかな祭礼に発展。約30台の「幌獅子」や15台の江戸型の山車が大神輿とともに練り歩き、毎年数十万人の観光客が訪れる。
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